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はなはなみんみ物語 はなはなみんみ物語1
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リブリオ出版 |
発売年月日 | 1980/02/25 |
JAN | 9784897840062 |
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はなはなみんみ物語
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
呪文「トベリーノトベリーノドンドン」であの頃は空を飛べた。 大人になって読み返すと思った以上に戦争の影が濃くて素直に飛べなかった。 どこで何が変わったのかはわからない。 ただこの本はもっと読まれていい本だと思います!
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何度も何度でも読みたい作品。 小学生の頃図書館で出会ったが、小人が魔法を使うシーンが忘れられず何度も読み返したのはとても良い思い出。内容は小学生向けになっているが、その物語の裏側にはこの世界に生きる私たち人間に向けた忠告がされているように思える。戦争や仲間同士の戦い、戦後の産物...
何度も何度でも読みたい作品。 小学生の頃図書館で出会ったが、小人が魔法を使うシーンが忘れられず何度も読み返したのはとても良い思い出。内容は小学生向けになっているが、その物語の裏側にはこの世界に生きる私たち人間に向けた忠告がされているように思える。戦争や仲間同士の戦い、戦後の産物など一概に冒険物語…と、終わらせてはいけない本だと思う。大人になってまた読んでみたくなり購入。昔とは違う目線で読むことが出来た。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何回読んでもそのたびにドキドキ、ぞくぞくする。 くるみパンやきなこじるを作るのどかで幸せな暮らしと、小人大戦争のもたらしたものとの対比。 戦争の様子を生々しく描いているわけではないのだけれど、その恐ろしさや生き残った者の苦しみがひしひしと伝わってくる。自分の力以上の能力を引きだす術を覚えたことで欲が芽生え、仲間同士で戦うという構図。支配者(ひつじびと)の機嫌を取るために二段階目の権力者(大がえる)が出現してもっと弱い者(うさぎ)を犠牲にする構図。魔法の魅力にとりつかれ、畑を耕して食べ物を作るような最も大切な仕事を軽く見るようになってしまった状況など、現代と重なってはっとする。 白ひげじいさんの言葉がずんとくる。 「戦いの最中には、だれもが正義のために戦っていると信じていたんじゃよ」 「相手をほろぼす方法を知ったときからこびとは決して戦いをやってはいけなかったのだ。しかしその誘惑に負けた。知ることの恐ろしさは、そこじゃ」 いかり草の歌、うさぎの歌など、易しい言葉しか使われていないのにひたひたと怖さが迫ってくる。 それでも、怖いだけの話ではない。小人家族、森の仲間たちとのやりとりがかわいくて楽しい。
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