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はせがわくんきらいや
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はせがわくんきらいや

長谷川集平【著】

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はせがわくんきらいや

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブッキング
発売年月日 2007/03/03
JAN 9784835440583

はせがわくんきらいや

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商品レビュー

4.4

35件のお客様レビュー

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2023/04/25

私が生まれる前、実際に起こった事件であり、その当事者がこうして絵本で伝えてくれることに衝撃でもありますが、知ることができてよかったとも思います。 多くの赤ちゃんが犠牲になってしまったのは悲しくて、聞くだけでも辛いけど、知ることでこれから生まれる赤ちゃんを守ることができる。多くの人...

私が生まれる前、実際に起こった事件であり、その当事者がこうして絵本で伝えてくれることに衝撃でもありますが、知ることができてよかったとも思います。 多くの赤ちゃんが犠牲になってしまったのは悲しくて、聞くだけでも辛いけど、知ることでこれから生まれる赤ちゃんを守ることができる。多くの人に知ってほしいと思います。

Posted by ブクログ

2023/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「赤ちゃんのときに、ヒ素という毒の入ったミルクを飲んだ長谷川くん。ぼくたちの町に長谷川くんがやってきたとき、長谷川君は乳母車に乗っていました。そんな長谷川君と仲良くしてあげてね、ぼくは長谷川くんのお母さんにいわれます。ぼくはしんどくてかないません。」 長谷川くん もっと早うにはしってみいな。 長谷川くん 泣かんときいな。 長谷川くん 笑ってみいな。 からだが弱い長谷川くんといてもつまらない。でも、気になる。 調べ学習事例: 小学校4年生、5年生環境、公害の調べ学習に使用。 さく・はせがわしゅうへい 「自分のことを書いた本なの?」

Posted by ブクログ

2022/08/10

森永ヒ素ミルク中毒事件の「被害者」であった著者の幼少期を描いた作品。体が弱く、何をしても人並みにはできない「はせがわくん」。その「はせがわくん」を、「きらいや」といいながらも、排除せず、根気よくつきあってくれていた「友人」のことを綴っている。     *    *    * ...

森永ヒ素ミルク中毒事件の「被害者」であった著者の幼少期を描いた作品。体が弱く、何をしても人並みにはできない「はせがわくん」。その「はせがわくん」を、「きらいや」といいながらも、排除せず、根気よくつきあってくれていた「友人」のことを綴っている。     *    *    * 作者の長谷川集平さんは、1955年(昭和30年)生まれで、森永ヒ素ミルク中毒事件の当事者です。13000人以上の中毒者、130人以上の死亡者が出た大事件でした。今はもう、語られることも滅多にありませんが、社会科の授業で「四大公害病」を学んだ世代としては、必ず教わっているだろう「知識」です。 はせがわくんは、作者本人だろうと思われます。ヒ素ミルクのために病弱で、健康な子どもができることができません。足手まといなのです。しかし、そのはせがわくんを排除せず、粘り強くつきあうのが主人公です。いわゆる「ガキ大将」というのとも違うようです。 思い起こすと、ぼくも3月生まれのため発育が遅く、級友たちとの遊びでは「足手まとい」でした。当時は「おまめさん」とか「おみそ」と言われていたかもしれません。 例えば、通例だとスリーストライクでアウトとなるところ、4~5ストライクまではアウトにしない、場合によっては、見逃しはそもそもストライクとカウントしない等の「特典」をつけてもらって、やっと「人として」扱ってもらえていた。 しかしそれらは、「いじめ」や「排除」の順送りとセットでもあったと記憶しています。 何でもかんでも、昔は「よかった」あるいは「悪かった」とは言いませんし、そうすべきではないと思います。しかし、弱くあるということまでも、ともすれば「自己責任」の中に放り込んでしまう傾向がある昨今、「包摂」であるとか、弱者へのまなざしであるとかを「学ぼうとする」ことは、今の私たちの心がけ一つであると考えます。

Posted by ブクログ

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