はしれクラウス おはなしノンフィクション絵本

藤沢友一【画】, かんべじゅんきち【著】

• 販売会社／発売会社: 金の星社
• 発売年月日: 1981/11/01
• JAN: 9784323002125

商品レビュー

2021/09/03

2歳11ヶ月
電車、機関車好きなので気にいるかな？と思ったけど、実話に基づいてるだけあって２歳児がワクワクするような展開があまりなく、あまり食い付かなかった。文章も長めだし、前半の改行がわかりにくすぎて読みにくかった…
絵が緻密でじっくり見たくなる。
もう少し大きくなったらハマるかなぁ？

2018/08/03

ドイツから日本に来た機関車のお話し
機関車の視点で書かれている。
主人公の機関車の頑張っている姿にこどもたちと応援しながら読んだ1冊

2015/05/06

ドイツのクラウス社で作られた機関車クラウス号。その中でもクラウス17号の流転の日々。
まずは九州鉄道が開業にあたり20台のクラウス号を輸入される。
それから20年、残ったのは15号と17号のみとなる。九州から東京、さらに北海道の炭鉱へ渡った40年間。
さすがに時代が変わり、15号は北海道に保存される。
17号は大阪万博にも展示されるがドイツ本国にはクラウス機関車はもう残っていなくて、非常に珍しい存在となっていた。
現在17号は鉄道保存会にて保存されている。

挿絵なんとも細密かつ大胆。
抑えた色調とペンによる陰影をくっきりさせて、機関車の重厚さとクラウス17号の流転の日々の雰囲気を現しています。

17号はタンク式機関車というので、いわゆる「機関車トーマス」タイプで、本体が石炭車を引っ張るために力が弱いけど小回りがきくのでしょうか。途中で「客車を引くのは大きな機関車に変わり…」と書かれていたので、まさにゴードンたちと力争いしているトーマスの状況が思い浮かんだ。