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盗まれた街 ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2007/09/25 |
JAN | 9784150116361 |
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盗まれた街
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盗まれた街
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商品レビュー
3.6
29件のお客様レビュー
1955年刊行、79年和訳の本と考えるとアイディアも凄いし、するすると読める勢いもある。ただ、独身中年女性だからヒステリーなんだ~という描写、男性医師はそのヒステリー女性の話を軽んじて真に受けない …というありがちオープニングから入るためスムーズに飲み込めない残念さもある。また主...
1955年刊行、79年和訳の本と考えるとアイディアも凄いし、するすると読める勢いもある。ただ、独身中年女性だからヒステリーなんだ~という描写、男性医師はそのヒステリー女性の話を軽んじて真に受けない …というありがちオープニングから入るためスムーズに飲み込めない残念さもある。また主人公一人称小説なので、主人公のことはわかるのだが、ヒロインは…もともと”盗まれている”のではと思うほどに中身がないのは伏線かと思ったがそうではなく…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かなり昔の宇宙人の侵略もの。珍しく人目につかないあまりにも驚きの形で、どんどん親しい街の人たちが感情のない、心を真似ているだけの存在になってしまう。抵抗できるのが4人だけという少数精鋭ながらも、地球は好戦的という判断を下した宇宙人はいい判断をしたんじゃないかなあ。もっと上手くやれば共存できそうな気がする。
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いまから70年近く前に出版されたとなると、当然ながら古臭いところがある。SFといっても言うほどSFでもないし(ホラーに近い)、妙に明るい。明るい、というのはストーリーというより筆致が明るい。いかにもアメリカのSF黄金期に書かれたといった感じの前向きさがある。 文化の発展は人口と...
いまから70年近く前に出版されたとなると、当然ながら古臭いところがある。SFといっても言うほどSFでもないし(ホラーに近い)、妙に明るい。明るい、というのはストーリーというより筆致が明るい。いかにもアメリカのSF黄金期に書かれたといった感じの前向きさがある。 文化の発展は人口と経済に依るところが大きい。 特に黄金期のSFは無限の発展を前提してるところがある。日本のSFは高度経済成長期に黄金期を迎えて、いまは中国SFが熱い。 お金がなかったらひとは文化的な活動をしないし、ひとが多くないとムーブメントは起こらないという当たり前の幸福な条件の只中で書かれた感じがする。
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