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幼き子らよ、我がもとへ(下) 創元推理文庫
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幼き子らよ、我がもとへ(下) 創元推理文庫

ピータートレメイン【著】, 甲斐萬里江【訳】

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幼き子らよ、我がもとへ(下) 創元推理文庫

定価 ¥880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2007/09/28
JAN 9784488218102

幼き子らよ、我がもとへ(下)

¥220

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2026/02/07

ミステリ。修道女フィデルマ。 シリーズ長編第三作。 『サクソンの司教冠』の後、舞台はモアン王国へ。 今作はエイダルフはおらず、フィデルマの相方は戦士・カース。 モアン王国へ帰って来てからも、フィデルマは大忙し。 事件発生から2週間近く経ってから調査を始めた、ということでいつも以上...

ミステリ。修道女フィデルマ。 シリーズ長編第三作。 『サクソンの司教冠』の後、舞台はモアン王国へ。 今作はエイダルフはおらず、フィデルマの相方は戦士・カース。 モアン王国へ帰って来てからも、フィデルマは大忙し。 事件発生から2週間近く経ってから調査を始めた、ということでいつも以上に聞き取りによる調査は難航していた印象。 その分、様々な場所に足を運び、情報を集める冒険小説の要素が強いかも。 また、死人の数はシリーズの中でも多いはず。あまりに可哀そうなシーンもありました。 今作も文句なしの面白さで一気読み。 著者の作品を読んでいて毎回思うが、傲慢な権力者を描くのが非常に上手い。 謙虚でいることの大切さを痛切に実感。

Posted by ブクログ

2023/05/24

図書館で。 フィデルマさんと国家間の統治問題が関わった争い。個人的には殺害された老学者さん、人望ないんだな…と読んでいて思いました。そして、村ごと虐殺って…そこまでする?という感じですが、時代背景的にないとも言えないのかもしれない…というのが怖い。 個人的にはフィデルマさん、頭...

図書館で。 フィデルマさんと国家間の統治問題が関わった争い。個人的には殺害された老学者さん、人望ないんだな…と読んでいて思いました。そして、村ごと虐殺って…そこまでする?という感じですが、時代背景的にないとも言えないのかもしれない…というのが怖い。 個人的にはフィデルマさん、頭は良いんだろうけど考え無だよなと思うところが結構ありちょっとビックリ。それほど彼女の立場は偉いんだろうか。えらいんだろうけど。とは言え、身分証明もない中で身なりと口頭での肩書のやり取りでそれ相応に敬えというのは難しくないのかな、しかも女性で…とちょっと思いました。孤児院虐殺の後の暴走はちょっと、ちょっとですよね… 最後はなるほどこういう納め方になるのか、と思いました。長子がいたのか!もっとこう…と思わなくもないですがまぁそれもお話の筋立ての内ですしね。

Posted by ブクログ

2021/04/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

664年、隣国ラーハンから来た尊者ダカーンがモアン王国内のロス・アラハー修道院で何者かに殺された。その報せを受けるや否や隣国のドーリィがキャシェルを訪れ、〈名誉の代償〉として今はモアンに属しているオスリガ小王国の土地を要求するという。ダカーン殺害事件のモアン側弁護人となったフィデルマはロス・アラハーへ向かうことになったが、途中で疫病を理由に焼かれた村を発見し、生き残った修道女と子どもたちを連れていくことにする。だが、ダカーン殺害と村の焼き討ちはどちらもオスリガ小王国の統治権争いに関係しているようで……。〈修道女フィデルマシリーズ〉長篇邦訳第2作(原書では3作目)。 導入は国同士の衝突だが、既読の長篇より前の初期作なためか、ミステリー要素が濃いめでフィデルマによる修道院内の聞き取り調査中心に進む。こうした会話中心の構成を退屈という声もあり、のちの作品はアクションなどの要素が取り入れられていったようだが、私は会話の繰り返しのなかでどれが重要な質問なのかを考えたりするのがわりと好きだ。 今回は時系列的にフィデルマが大陸からアイルランドに戻ってきたばかりということでエイダルフは不在!代わりにカースという戦士がフィデルマのお供を務める。助手かつボディガードとしてはエイダルフより全然優秀なのだが、フィデルマはやっぱりエイダルフがいいらしい。でもエイダルフにだって推理の筋道は説明しないじゃん?(笑) 私はカースもけっこう好きだったので退場の仕方はショックだったし、救いがあってもよかったと思う。 本作では村や孤児院が燃やされ、罪なき人びとがいつになく大勢殺されていく。このままでは戦争になるのも仕方がない、と宿命論を口にしたカースに、「これはあってはならないことだと言いつづけることによって。次いで、変化をもたらそうと働きかけつづけることによって」未来を変えていくことはできる、と反論するフィデルマの言葉には勇気づけられる。

Posted by ブクログ