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千の脚を持つ男 怪物ホラー傑作選 創元推理文庫
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千の脚を持つ男 怪物ホラー傑作選 創元推理文庫

アンソロジー(著者), アヴラム・デイヴィッドスン(著者), シオドア・スタージョン(著者), ジョゼフ・ペイン・ブレナン(著者), キース・ロバーツ(著者), ジョン・ウィンダム(著者), ジョン・コリア(著者), 中村融(編者)

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千の脚を持つ男 怪物ホラー傑作選 創元推理文庫

定価 ¥1,012

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2007/09/25
JAN 9784488555030

千の脚を持つ男

¥990

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2023/07/01

「沼の怪」は、"あの手"の化け物の本来持つべき厄介さを描いていて好き。 また読みたいが、電子化されないものか。 1953年に『ウィアード・テイルズ』誌で発表されたという作品。 H.P.ラブクラフトの『狂気の山脈にて』でショゴスが描かれたのが1931年。 映画...

「沼の怪」は、"あの手"の化け物の本来持つべき厄介さを描いていて好き。 また読みたいが、電子化されないものか。 1953年に『ウィアード・テイルズ』誌で発表されたという作品。 H.P.ラブクラフトの『狂気の山脈にて』でショゴスが描かれたのが1931年。 映画「マックイーンの絶対の危機(The Blob)」が1958年。 おそらくモンスターとして定着するのは1974年の「D&D」が決め手だと思うが、不定形の粘液状怪物というものを生み出したオリジンの一つではないかと思う。

Posted by ブクログ

2019/08/17

表題に惹かれて古本を購入。 即座に思い浮かべたのは ジョン・カーペンター『マウス・オブ・マッドネス』。 https://booklog.jp/item/1/B00EIG5QCY きっとラヴクラフト的世界観の短編を収集した本なのだろうな…… という予想は、ちょっぴり当たりで、かなり...

表題に惹かれて古本を購入。 即座に思い浮かべたのは ジョン・カーペンター『マウス・オブ・マッドネス』。 https://booklog.jp/item/1/B00EIG5QCY きっとラヴクラフト的世界観の短編を収集した本なのだろうな…… という予想は、ちょっぴり当たりで、かなり外れていたが(笑) 粒揃いの作品集で、想定外の満足度。 ある種のモンスターが跋扈する英米のホラー小説、全10編。 ■ジョゼフ・ペイン・ブレナン  「沼の怪」 "Slime"(1953年) ■デイヴィッド・H・ケラー  「妖虫」 "The Worm"(1929年) ■P・スカイラー・ミラー  「アウター砂州(ショール)に打ちあげられたもの」   "The Thing on Outer Shoal"(1947年) ■シオドア・スタージョン「それ」 "It"(1940年) ■フランク・ベルナップ・ロング「千の脚を持つ男」   "The Man with a Thousand Legs"(1927年) ■アヴラム・デイヴィッドスン「アパートの住人」   "The Tenant"(1960年) ■ジョン・コリア「船から落ちた男」   "Man Overboard"(1960年) ■R・チェットウィンド=ヘイズ「獲物を求めて」   "Looking for Something to Suck"(1969年) ■ジョン・ウィンダム「お人好し」   "More Spinned Against"(1953年) ■キース・ロバーツ「スカーレット・レイディ」   "The Scarlet Lady"(1966年) ちなみに、あとがきによれば、 編訳者の念頭にあったのは『ウルトラQ』のイメージだったとか。 以下、特に面白かった作品について、ネタバレなしで少々。 スタージョン「それ」  牧場主である兄を手伝う弟オルトンと  相棒の猟犬を襲った“それ”の正体は……。 ロング「千の脚を持つ男」  世間に才能を認められない天才の欲求が捻じれて  奇天烈な発明を……。  ラヴクラフトを囲むサークルの古参だったという作者の、  ラヴクラフト作品をグッと親しみやすく  馬鹿馬鹿しくした雰囲気の怪作。  怪物と接触した人々の証言を継ぎ合わせた叙述形式が  ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』風。 ロバーツ「スカーレット・レイディ」  会計士ジャッキー・フレデリクスが手に入れた  美麗な車は生き血に飢えていた。  その真っ赤な車、  スカーレット・レイディに取り憑かれたかのような  弟を必死に止めようとする、  兄の自動車整備士ビルだったが……。  あの長編『パヴァーヌ』  https://booklog.jp/users/fukagawanatsumi/archives/1/4480429964  の作者が、  スティーヴン・キング『クリスティーン』の  先駆のような作品を書いていたとは。  話の“落とし方”も、凄く好みのタイプ。

Posted by ブクログ

2018/02/14

隙間時間にちまっと、さらっと読める文庫版の短編集って大好き。 『それ』が一番の好みだった。やっぱりスタージョン

Posted by ブクログ

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