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地域づくりの新潮流 スローシティ/アグリツーリズモ/ネットワーク
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地域づくりの新潮流 スローシティ/アグリツーリズモ/ネットワーク

松永安光, 徳田光弘【著】

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地域づくりの新潮流 スローシティ/アグリツーリズモ/ネットワーク

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彰国社
発売年月日 2007/09/30
JAN 9784395010035

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2017/05/06

・チッタズロー(スローシティのイタリア読み)は、観光を目的とする  ものではなく、高級な生活の質を求める人々の住む都市を目指す運動。 ・インチキと紙一重な虚構性、すなわち祝祭性こそがリゾートの特性。 ・ドイツでは、公共交通が独立採算を求められているわけではなく、  環境政策...

・チッタズロー(スローシティのイタリア読み)は、観光を目的とする  ものではなく、高級な生活の質を求める人々の住む都市を目指す運動。 ・インチキと紙一重な虚構性、すなわち祝祭性こそがリゾートの特性。 ・ドイツでは、公共交通が独立採算を求められているわけではなく、  環境政策や福祉政策と総合的に組み合わされたツールとして位置づけ。 ・背後には共通して何らかの「ネットワーク」が有効な形で形成され、  それを充分に活用しているという事実。 ・素晴らしい地域活動が孤独化せずに、よりフラットな横方向の  ネットワークを形成することによって、各地域の特色を再認識する  ことも可能になるし、各地域が持っているノウハウの伝達性の高速化  にも繋がるに違いない。

Posted by ブクログ

2011/11/30

・コンパクトシティ(英・ハワード)には隙間が生まれる。 ・フランスでは移民などの社会問題 ・独・ジーバーツ「理想的なコンパクトシティはありえない」「隙間は空白ではなく、現代文明のリアリティ(工場やスーパーetc)である」「あいだにある都市」 ・民俗学者・宮基常一「村の一番高いとこ...

・コンパクトシティ(英・ハワード)には隙間が生まれる。 ・フランスでは移民などの社会問題 ・独・ジーバーツ「理想的なコンパクトシティはありえない」「隙間は空白ではなく、現代文明のリアリティ(工場やスーパーetc)である」「あいだにある都市」 ・民俗学者・宮基常一「村の一番高いところへ上り、一望せよ」「作物により風土、気候、所得水準がわかる」 ・パンフレットの裏側は現場へ行かなくてはわからない。ここが膨大で重要。 ・スローフード(⇔ファストフード)は経済活性化や観光誘致を目的としない。よりよい市民生活を目指すもの。 ・アグリツーリズモ=農村の現金収入を増やすための農村民泊補助システム。 ・漁村=ペスカツーリズモ ・いづれも単体では弱小なものがネットワークによって影響力を発揮できるという共同体精神。 ・responsible environment ian ・パーミアビリティ 大きな岩を砕いた小石が水を通しやすいように、人々がまちの隅々まで入り込みやすく、視線も通りやすいもの。オックスフォード。 ・工業もなく、産業もない農業もダメ。ならば美しい田園風景こそさいだいの資源@ドーチェスター ・スローシティでは「住民は幸せな暮らしを営んでいるか」が原点 ・人は幸せな市民が住んでいるまちを訪れたがる、が観光の原点 ・スローフード運動では、正しい食生活を取り戻すために地域の食材を使った食育を重要事項にしている。美味しく、美しく、正しい(環境にやさしい) ・未完成の美学。完璧でないものの価値を評価すべき。未来への可能性への期待。我々は確立された成功例ばかり求めたがる。 田舎の人ほど田園に慣れすぎていて、破壊してしまう。外部のものは大切に扱う。 グリーンツーリズムも本来はビジネスのためでない。悦楽である。過疎化対策などではない。

Posted by ブクログ

2009/11/07

とかく人も資源も資金も集中する大都市のまちづくりではなく、小さなまちのプロモーションのあり方について、欧州の豊富な実例を基に綴られた1冊です。前著「まちづくりの新潮流」の続編ということだけあり、スローフードやアグローツーリズモ運動の単なる紹介でなく、それらがまちづくりにどう生かさ...

とかく人も資源も資金も集中する大都市のまちづくりではなく、小さなまちのプロモーションのあり方について、欧州の豊富な実例を基に綴られた1冊です。前著「まちづくりの新潮流」の続編ということだけあり、スローフードやアグローツーリズモ運動の単なる紹介でなく、それらがまちづくりにどう生かされているかという点から考察がなされており、実践的です。 最後に鹿児島を例とした、学生さんのアイデアによる地域再生の処方箋が収録されていますが、著者の先生方の「自ら動かなければならない」という強い意志を感じました。 世界の街おこし/村おこしの潮流を垣間見れる、価値ある1冊だと思います。

Posted by ブクログ

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