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自分のなかに歴史をよむ ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/09/10 |
JAN | 9784480423726 |
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商品レビュー
4.1
54件のお客様レビュー
「ハーメルンの笛吹き男」をはじめとする西洋中世史研究で著名な阿部謹也氏のエッセイ集。 エッセイ集といっても、思いつくままに書いた散文の寄せ集めではない。本書全体が「自分の中に歴史をよむ」という一つのテーマに沿って書かれているうえ、阿部史学のエッセンスが詰まっている。 解説で、中高...
「ハーメルンの笛吹き男」をはじめとする西洋中世史研究で著名な阿部謹也氏のエッセイ集。 エッセイ集といっても、思いつくままに書いた散文の寄せ集めではない。本書全体が「自分の中に歴史をよむ」という一つのテーマに沿って書かれているうえ、阿部史学のエッセンスが詰まっている。 解説で、中高生向きに書かれた本とあるが、大人が読んでも十分に面白い。真にすばらしい本というのは、本書のように年代を問わず読まれうるものではないだろうか。
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世評は高いようだが、自分にはどういうところを面白がったらよいのか分からなかった ハーメルンの笛吹についても謎の解き明かしがされているわけではない(ミステリ読みとしては、期待外れ) 全体的に話があちこちに飛び、散漫な印象を受けた これならブローデルの『歴史入門』とかのほうがよっぽど...
世評は高いようだが、自分にはどういうところを面白がったらよいのか分からなかった ハーメルンの笛吹についても謎の解き明かしがされているわけではない(ミステリ読みとしては、期待外れ) 全体的に話があちこちに飛び、散漫な印象を受けた これならブローデルの『歴史入門』とかのほうがよっぽど面白いよ
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多和田葉子の『地球に散りばめられて』『星に仄めかれて』を読んで境界という概念に意識が向いて、やっぱり境界を考えるにはアメリカよりヨーロッパじゃないか…などと思いながら書店に寄って出会った一冊。ヨーロッパを題材とした「歴史学入門」という惹句にも惹かれたけれど、それよりも何よりもあの...
多和田葉子の『地球に散りばめられて』『星に仄めかれて』を読んで境界という概念に意識が向いて、やっぱり境界を考えるにはアメリカよりヨーロッパじゃないか…などと思いながら書店に寄って出会った一冊。ヨーロッパを題材とした「歴史学入門」という惹句にも惹かれたけれど、それよりも何よりもあの名著『ハーメルンの笛吹き男』と同じ著者ということで、ワタシの中で手に取らない理由は何もなかった。 「解る」とは、それによって自分が変わるということ、「誰かを理解する」とは、その人の中に自分と共通な何かを発見すること。言われてみればとてもシンプルなことなのだけれど、それに行き着くまでの経緯が実に丁寧に綴られている。ハーメルンの笛吹き男の話もしっかり出てくるところは、同著のファンとしてはたまらない。 元々ヨーロッパにあった「大宇宙と小宇宙」という考え方を、キリスト教が真っ向から否定したというくだりは意外。ヨーロッパとキリスト教の関係を勝手に単純化していた自分の無知を恥じた次第。
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