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蜘蛛の糸は必ず切れる
定価 ¥2,090
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2007/09/12 |
JAN | 9784062140607 |
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蜘蛛の糸は必ず切れる
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
諸星大二郎の作品は、これ以前は『キョウコのキョウは恐怖の恐』しか読んだことがない。 『キョウコ〜』はものすごく好きな短編集で、何回も繰り返して読みたい素晴らしい本だと私は思う。好きな本10冊あげて、って言われたら確実にランクインするね。 ということでこちらの本もかなり期待して...
諸星大二郎の作品は、これ以前は『キョウコのキョウは恐怖の恐』しか読んだことがない。 『キョウコ〜』はものすごく好きな短編集で、何回も繰り返して読みたい素晴らしい本だと私は思う。好きな本10冊あげて、って言われたら確実にランクインするね。 ということでこちらの本もかなり期待して読んだが、あまり心の琴線に触れなかった。装丁は気に入っているんだけど。真っ黒で蜘蛛と蝶の絵が印象的。 肝心の中身ですが、 明記し難い不安感・寂寥感を抱かせる『船を待つ』、都市伝説的ホラー『いないはずの彼女』、こちらもまた都市伝説的・ベタなホラー『同窓会の夜』、素直に面白い表題作の『蜘蛛の糸は必ず切れる』。 『いないはずの彼女』と『蜘蛛の〜』が好きだな。 『船を待つ』は正直よくわからなかった……けど、不安定な気持ちになる。今まで歩いてきた道を振り返りたくなるような。そんでまた前を向き直しても霧で前が見えないの。 『彼女』は身近な恐怖っぽくてイイね!結構好き。K談社で肩の力が抜けるw 『同窓会〜』は世にもでドラマ化してそうなベタな話。でもこれ怖いのは楮谷の本質だよね。サイコパスっつーかソシオパスっぽい。 二本続けて似たような話だけど、話者の性質が違うのが面白い。 『蜘蛛の〜』は近未来SFみたいで面白いな。子供の頃に地獄の話を絵本で読んでいた私に隙はなかった。それにしても何この悪意の連続……知らぬ内にカンダタを応援してしまう…… この話が一番好きだな。最後の2Pが特に好き。 次は漫画にも手を伸ばしてみるかな〜と思います。とにかく表紙が素晴らしかった。オオルリかな? また読む……かな〜?一年後くらいに…
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じんわりと怖い短編集。表題作以外は「そこにないものを語る」ときの、妙な不安感を煽る話でした。都市伝説のような…。表題作は芥川の『蜘蛛の糸』がベースですね。タイトルで語られているのに、思わず「後少し、もう少し」と細い糸に縋りついてしまい、結構のめり込んで読んでしまいました(苦笑)
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まだ読んでません。ぶっちゃけ買っただけで満足した ThE ジャケ買い。 完膚なきまでの真っ黒ぶりに黄色の帯がいかにもうつくしい。久しぶりの会心のお買い物かもしれない。
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