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“文学少女"と慟哭の巡礼者(エンターブレイン版) ファミ通文庫

野村美月(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン
発売年月日 2007/08/30
JAN 9784757736856

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商品レビュー

4.3

73件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • ビター
  • スイート
  • 愛憎交錯
  • 心の内面
  • 再会と成長
  • 入院を契機
  • プラネタリウムの想い
  • 友情と葛藤
  • 言葉の力
  • 共感を呼ぶ物語

愛憎が交錯するビター&スイートな物語は、心葉と彼の初恋相手、美羽との再会を軸に展開します。心葉は、親しい友人であるななせの入院をきっかけに、美羽の嘘や憎しみと向き合うことになります。彼女の心の内に秘められた感情が明らかになる中、物語は緊迫感を増し、読者を引き込むクライマックスに至ります。丁寧に描かれた言葉が心に響き、登場人物たちの「声」は共感を呼び起こします。特に、プラネタリウムでの想いを語るシーンは印象的で、物語の価値を感じさせます。シリーズ第5弾として、過去のテーマを踏襲しつつも新たな深みを持った作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/02/22

文学に関係した青春ものとして、それを引用したミステリとして素晴らしい出来だ。 本作は物語の核を貫く事件の真相に触れていくが、登場人物一人一人の「声」に胸うたれる。本作にあるか細くも力強い彼らの声はかつて我々も思った事のある声だという事は間違いない。 何と言っても鮮やかなクライマッ...

文学に関係した青春ものとして、それを引用したミステリとして素晴らしい出来だ。 本作は物語の核を貫く事件の真相に触れていくが、登場人物一人一人の「声」に胸うたれる。本作にあるか細くも力強い彼らの声はかつて我々も思った事のある声だという事は間違いない。 何と言っても鮮やかなクライマックスには戦慄した。なんとなく想像はしていたがここまでやられると顔面が文字通り凍りつく。 闇は全てを包み込んでしまうが、それで本当に全ての道が閉ざされたのかと言われれば答えは否である。星のある夜も、星のない夜も、進むべき方向は一つなのだ。久々に別れを告げた青春の場所に行きたくなった。

Posted by ブクログ

2025/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美羽について深掘りされた巡礼者は読む度に心臓を鷲掴みにされるような苦しみを味わいます。 人格形成期の子供を取り囲む環境というのは本当に繊細で、だけど大人は「まだ子供だから分からないだろう」と考えがちのように思います。 美羽の家庭環境はお世辞にも人格形成期に適したものではなく、あたたかい井上家に嫉妬心や憎悪を抱いても何もおかしくないと思ってしまいますね。 勿論高校生にもなればやっていいことや悪いことの区別がついて然りだとは思いますが、美羽はきっとあの屋上で飛び降りた時からずっと子供のままだったんじゃないかと考えると、切なくなります。 美羽のしたことは決して簡単に解けるような蟠りではないと思いますが、ラストに当時書いた心葉のまっすぐな気持ちが届いて良かったです。

Posted by ブクログ

2021/03/07

今作は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』より 心葉君の心から離れないあの子〝美羽ちゃん〟について語られる 想いはすれ違い、一方的に好きや嫌いを押し付けあう どんなに好きで好きで好きだとしても、実際に相手はどう思っているかなんて分からない 凄く、読んでいて苦しく切なくなる 私が学生の頃...

今作は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』より 心葉君の心から離れないあの子〝美羽ちゃん〟について語られる 想いはすれ違い、一方的に好きや嫌いを押し付けあう どんなに好きで好きで好きだとしても、実際に相手はどう思っているかなんて分からない 凄く、読んでいて苦しく切なくなる 私が学生の頃、こんな重い苦しい感情を抱えたことないな苦笑 そして美羽ちゃん…ヤンデレな感じで愛?が結構怖い……

Posted by ブクログ

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