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こんな話を聞いた 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2007/08/27 |
JAN | 9784101255309 |
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商品レビュー
3.3
23件のお客様レビュー
阿刀田高の著作には必ず、著者の作品群の仕分けが載っている。曰く 「ミステリー・奇妙な味、ブラックユーモアに属する小説」「現代の風俗・男女の関係をテーマとする小説」 本作はどちらかと言えば前者・ミステリーに属する小説集に当たるのだろうけれど、著者の作品は年々ボーダレス化が進み、以...
阿刀田高の著作には必ず、著者の作品群の仕分けが載っている。曰く 「ミステリー・奇妙な味、ブラックユーモアに属する小説」「現代の風俗・男女の関係をテーマとする小説」 本作はどちらかと言えば前者・ミステリーに属する小説集に当たるのだろうけれど、著者の作品は年々ボーダレス化が進み、以前ほどクッキリとジャンルの分類はしにくい作品が多い。この本もそうだろう。 阿刀田高作品の愛読者なら過去に読んだ事のあるテーマやモチーフがここでも扱われていて目新しさは無い。 が、著者もエッセイで「作品のアイデアはキャリアを重ねる毎に枯渇する。けれど作品を仕上げる手腕と技術はある程度までは年々上達する。掛け算して作品のレベルを維持している感じ」と語るように、見慣れたテーマを澱みない筆致で一遍に仕上げる職人の技量めいたものを楽しむ本と言えるのかもしれない。 400ページ強の分量、水を飲むかのように滑らかに身体に取り込んだ気がする。
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ぞくっとする話や皮肉の聞いた話など。サラッと読める。 特に心温まる物語でもないのに読後感がいい。いや〜な気持ちにならない。心情描写に親しみが持てるからかも。 昔は表紙のうさぎが何をしてるかわからないのが怖くて手を出せなかったが、ようやく読めた。 ただの短編集なら手に取ら...
ぞくっとする話や皮肉の聞いた話など。サラッと読める。 特に心温まる物語でもないのに読後感がいい。いや〜な気持ちにならない。心情描写に親しみが持てるからかも。 昔は表紙のうさぎが何をしてるかわからないのが怖くて手を出せなかったが、ようやく読めた。 ただの短編集なら手に取らなかったが、「こんな話を聞いた」→ 寓話や有名なエピソード→ 物語 という形式がおもしろみを加えていた。 新しい切り口で共通項を作って提供するのはうまいやり方だと思う。
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人生の中でたびたびやってくるアトーダ・ブームの中で。とにかく読みやすいので勢いにのって3日ほどで読了。良くも悪くもさらさらっと読める、ザ大衆娯楽小説!といった趣。短編小説が好きなので楽しめました。それから各話の冒頭に古今東西の物語や事件が触れられていますが、いつものことながら阿刀...
人生の中でたびたびやってくるアトーダ・ブームの中で。とにかく読みやすいので勢いにのって3日ほどで読了。良くも悪くもさらさらっと読める、ザ大衆娯楽小説!といった趣。短編小説が好きなので楽しめました。それから各話の冒頭に古今東西の物語や事件が触れられていますが、いつものことながら阿刀田先生の知識量とその多岐ぶりに驚かされます。
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