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永遠の途中 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2007/08/08 |
JAN | 9784334742881 |
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同期入社で、逆の人生を歩んだふたりの、揺れ動く心が……リアル。
もし人生が、繰り返せるのなら。今とは違う道を選んだのだろうか?「正解」はどこにあったのか?「専業主婦」を選んだ薫、「仕事」を選んだ乃梨子。同期入社で、逆の人生を歩んだふたりの、揺れ動く心が……リアル。
zxc
『完璧に負けているなら、もっとシンプルに認められる。けれど、ほんの少し、というところがどこかいたたまれない』 『三日、三ヵ月、三年。 何事においても、それが「やめたくなる」時期と聞いたことがある。』 『もちろん、経済的余裕があるからこそできることで、そういう意味で郁夫には感謝...
『完璧に負けているなら、もっとシンプルに認められる。けれど、ほんの少し、というところがどこかいたたまれない』 『三日、三ヵ月、三年。 何事においても、それが「やめたくなる」時期と聞いたことがある。』 『もちろん、経済的余裕があるからこそできることで、そういう意味で郁夫には感謝してい る。働いていれば、一生知らずに終わった楽しみを十分に満喫させてもらっていると思っている。 けれども、それは確かに楽しいことではあるのだが、三年たった今、何かもの足りないよ うに感じ始めていた。楽しいというより、楽しむことはもうそれしかないというような、せ めてそういうことでもしていなくては追い詰められるだけ、というような。』 『確かに、家庭にだけ納まっている主婦になりたいとは思わない。でも帰ったら、ほっとできるような家庭が待っていて欲しいという気持ちはあるのよ』 『今、わかったわ。私は薫が羨ましいんじゃないの、あなたが羨ましいんだわ。思う存分仕 事をして、家に帰れば、お風呂が沸いてて食事の用意がしてあって、洗い立てのパジャマと パリッとしたシーツでしょ、掃除も洗濯もみんな妻がしてくれて、その上、愛しい子供たちもいてくれる』 『それでも女だったらそうはいかないわ。そこまでしてくれる結婚相手はなかなかいないわ。 働く女たちにとって、家庭は欲しいものではあるけれど、結局、いちばん重荷になるのも家庭なのよ」』 『まるで壊れ物のように、ふたりはこの関係を扱っている。どう喧嘩しようと、ふたりが別れるはずがない、そんな太い絆があれば、喧嘩することなど少しも怖くないに違いない。喧嘩ができないのは、つまり、そういう脆さゆえだ。』 『そうでしょう、幸福なんて人それぞれだもの、自分以外の誰にもわからないことだと思うの』 『子供というのは、三歳までに一生分の恩 返しをしているのだ、と。そうかもしれない。あの時、沙絵を胸に抱いた時の幸福は、今思 い出しても温かく薫を満たしてくれる』 『今日が、少しずつ、昨日に近づいてゆく。』 『結局、ライバルは生きられなかった私のもうひとつの人生だということに。 後悔というのではないのですが、今も時々「あの時、ああしていたら」と考えてい る自分がいます。そしてたぶん、生きていない方の人生の私も、同じことを考えてい るのではないかと思い、笑ってしまいます』 『ふたりの女性を見つめる唯川さんの眼差しが、平等に厳しく、平等にあたたかい から、そう感じたのだろう。薫と乃梨子を通して、唯川さんの眼差しは読者にまで届いてくる』
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3.7 あの時あーしていればこーしていればと、どうしたって考えてしまうものだけど、そればかりに囚われてしまうと、今の幸せな状況に気付けないし、他人と自分を比較して勝ってる負けてると一喜一憂するのは自分に呪いをかけているようなもの。そう頭では分かってはいるけど…。人生って複雑で大変...
3.7 あの時あーしていればこーしていればと、どうしたって考えてしまうものだけど、そればかりに囚われてしまうと、今の幸せな状況に気付けないし、他人と自分を比較して勝ってる負けてると一喜一憂するのは自分に呪いをかけているようなもの。そう頭では分かってはいるけど…。人生って複雑で大変なものだなと改めて実感する作品でした。
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