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信玄軍記 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2007/08/20 |
JAN | 9784309408620 |
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信玄軍記
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信玄軍記
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
武田信玄の青年期から川中島の決戦、晩年を3話で構成する。 流石に今読むと古さを感じるのだけど時代物だしそれほどの違和感はない。跛など今ではあまり使われない言葉使いもあって、そういう意味でも(いい意味で)時代を感じる。 文章はさすが清張という感じで読ませてくれる。 ちょっと厳しいけ...
武田信玄の青年期から川中島の決戦、晩年を3話で構成する。 流石に今読むと古さを感じるのだけど時代物だしそれほどの違和感はない。跛など今ではあまり使われない言葉使いもあって、そういう意味でも(いい意味で)時代を感じる。 文章はさすが清張という感じで読ませてくれる。 ちょっと厳しいけど★3つで。
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実は、松本清張作品を読むのは初めて。 美しくてドライな文章を書く方だと思いました。 暴君である父とは反対に、 勉強(儒学)を愛し、詩作を好み、 僧を保護し、論理的な戦を行いし、 自分の領地を開墾し、領民を大切にする。 「トップに立つ人間というものはかくあるべき」という メッ...
実は、松本清張作品を読むのは初めて。 美しくてドライな文章を書く方だと思いました。 暴君である父とは反対に、 勉強(儒学)を愛し、詩作を好み、 僧を保護し、論理的な戦を行いし、 自分の領地を開墾し、領民を大切にする。 「トップに立つ人間というものはかくあるべき」という メッセージがひしひしと伝わってきました。 信玄かっこいーーー! 「猪口才な」ことを嫌う、信玄像にすっかり夢中。 最後のシーンでは電車の中で思わず目が潤みました。 新しく得た領でも謀反が起こらない甲州法度が興味深い。 ・夏の燃えるような日差しが甲斐の山々を焼き付けている暑い日 ・炎熱の太陽も漸(ようや)く沈んだ ・強烈な光が真上から降り注いで、森自身がゆれてるかと思われるほど 眩暈がする。 ・雨の縞が見えていた。が、こちらの山には薄陽が照っている 変な空模様であった と数々の戦のたびに、こちらもその情景に浸ることのできる文章が 印象的。 私きっとこの人の本よみあさってしまうんだろうな。
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・8/20 書店で衝動買いをしてしまったが、松本清張が歴史小説、それも武田信玄を書いているのは知らなかった. ・8/21 あっという間に読了.今まで読んだ他の作家とは少しまた違った解釈で書かれていたが、やっぱりこういうエピソードの括りで分かれるものなんだな、信玄話しって.
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