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町屋と町並み 日本史リブレット35
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山川出版社/ |
発売年月日 | 2007/07/25 |
JAN | 9784634543508 |
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町屋と町並み
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大学時代の講義「都市建築史」の教科書として購入したものの、結局積ん読になっていたままの本。 たまたま最近京都に遊びに行くことがあり、そこで「京都の町並みっていいなあ。どうしてこんなに”残って”いるのかなあ」という疑問を持つ。 ここから俄かに個人的京都ブームが開始し、建築史に関す...
大学時代の講義「都市建築史」の教科書として購入したものの、結局積ん読になっていたままの本。 たまたま最近京都に遊びに行くことがあり、そこで「京都の町並みっていいなあ。どうしてこんなに”残って”いるのかなあ」という疑問を持つ。 ここから俄かに個人的京都ブームが開始し、建築史に関する本を読み返している中で、掘り返して読んでみたこの本。 安価なだけに、内容としては短い本なので、一息で読めてしまいました。 タイトルに忠実に、テーマは「町屋」。 町屋の定義や条件は何かといった小難しい内容から始まるので、学術書であって趣味本ではないだということを思い知らされます。 町屋という視点からですが、京都・大阪・江戸の近世以降の都市計画の物語が読み物として興味深かったように思います。 特に京都について、平安京時代の条里制や朱雀大路といったくだりは当然知っているものの、現在の京都のルーツはそれより1000年近く後となる豊臣秀吉の都市計画によるものという話。 ただこのあたりは、単に都市形成史として知りたいのなら他に適した本が多くあるはずなので、あくまで本書は「町屋形成」というところに特化していることを強調しておきます。 本書最後の1パラグラフに、私が普段感じている町並み保存への疑問がうまく代弁されている気がしたので引用。
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