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感傷コンパス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2007/08/02 |
| JAN | 9784048737760 |
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感傷コンパス
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商品レビュー
3.5
16件のお客様レビュー
昭和30年、伊賀の分校に新米教師の明子が赴任してきた。受け持った子ども達や村の人々との交流が温かく描かれている。淡々とした筆致から故郷の情景が思い出され懐かしい気持ちにさせられた。 季節の移ろいと共に、それぞれの子どもが抱えている問題や大人の事情が少しずつ明かされていく。 「磨い...
昭和30年、伊賀の分校に新米教師の明子が赴任してきた。受け持った子ども達や村の人々との交流が温かく描かれている。淡々とした筆致から故郷の情景が思い出され懐かしい気持ちにさせられた。 季節の移ろいと共に、それぞれの子どもが抱えている問題や大人の事情が少しずつ明かされていく。 「磨いちゃいけない靴もあるのよ」と呟いた千津世先生が村を去る日。見送りにきた子ども達の姿がいじらしくて切なくなった。 明子に抱きしめられて朱根はやっと心を開くことができたと思う。 最後の数行が映像のように残る。 「楠の木の上から遠ざかってゆくバスを見送りながら、以前に豊がくれたラムネ菓子の味を口の中に思い起こそうとする」 朱根のこれから進む道が明るい方へ向かうことを願わずにはいられなかった。
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戦後の田舎の雰囲気が良く出ている、爽やかな本。大きなドラマはなく、淡々と進んでいく。朱根のくだりは良かった。
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戦後、大学を卒業したばかりの女の先生が 色々大変なことはあるけれど 田舎の学校で、がんばって行く話。
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