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怪獣記

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2007/07/19 |
JAN | 9784062140775 |
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怪獣記
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商品レビュー
4
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「取材者」としての立場から、一転「目撃者」になってからの、感情の変化が面白い。初めて知った「目撃者」の心の動きというものが。 その他は、気楽に読める辺境旅エッセイ。 (本文より引用) この期に及んで、私は今回の旅で、私たちに目撃談を語ってくれた人々を思い出した。せっかくわざわざ記憶を掘り起こして話してくれているのに、曖昧だとか熱意が感じられないとか「また同じ話かよ」などと受け流し、事務的にメモをとっていたことを心から詫びたい気持ちになった。 話を信じてもらえない、あるいは笑って受け流されるというのは、すごくむかつくことなのだ。しかも、こっちが本気になればなるほど、バカみたいに見られる。その結果、私もへらへらと照れ笑いなど浮かべてしまい、あー、もう最悪だ。
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ちょっと重苦しい読書が続いたので、気分を変えるのに高野さんのを再読する。ガハハと笑ってすっきり。 アジアとは違うトルコの風景の美しさとか、人なつこい人々の様子が活写されていて楽しく、同時に、クルド人問題のややこしさも他の何を読むよりよくわかる。それだけでも十分一読の値打ちがある...
ちょっと重苦しい読書が続いたので、気分を変えるのに高野さんのを再読する。ガハハと笑ってすっきり。 アジアとは違うトルコの風景の美しさとか、人なつこい人々の様子が活写されていて楽しく、同時に、クルド人問題のややこしさも他の何を読むよりよくわかる。それだけでも十分一読の値打ちがあると思うが、高野さんには珍しく、それらしきものを「見ちゃう」終盤が大いに盛り上がる。 高台から見た、ワン湖に浮き沈みする大きな黒い影は、はたして未知の怪獣ジャノワールなのか? それとも、ビデオを見た大学教授が言うように「岩か植物」なのか? それを確かめようと、ワン湖にこぎ出す高野さんの勇姿が傑作。 「今年四十歳の私は、Tシャツにビニール袋をまきつけ、下は短パンに裸足、右にパドル代わりの板切れ、左にカメを従えて、水辺に浮かべた幼児用ボートに乗り込んだ」 「見守る仲間たちが大爆笑しているのを聞きながら、必死で漕ぐが、『あれ~』とマヌケな声が出るばかり、舟はくるくるとミズスマシになっている」 役に立たないパドルを捨て、手で水をチャプチャプかきながら、なんとか湖の沖合まで出て行く。この場面が本書の白眉だろう。 「雑音が消え、静けさが増す。両側には反射で銀色に見える岩山。前はただただ水。それが西日を受けて、黄金色に輝いていた。ときどきすーっと一陣の風が吹き、止む。 なんだか『もっていかれそうな』気分だ。 そのなかをひとり、ほとんどすっ裸の私は幼児用ボートでただひたすら前進していく。 何の因果かわからないが、こんなところでこんなことをやっている自分がいる。それは奇妙な幸福感に満ちていた。自分はなんと自由なんだろうと思った」 うーん、これぞまさに高野さん。他の何よりも、この幸福感と自由こそが大切なんだね。私もそうだが、ほとんどの人は秤のもう片方に載せたもの(安定とか、世間体とか、そういうモロモロ)の方が圧倒的に重いのだけど、それで心から満足しているわけではない人も多いだろう。だから、この身軽さに快哉を叫びたくなるのだ。大笑いしながら。
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トルコの湖に未知の怪物を探しにいく道中記。本筋はタイトルどおり怪獣探査の旅行記だが、市井の人々を通じて、クルド民族の社会、トルコの政治状況などの観察がつづられる。ダラダラと少しずつ時間をかけて読むのによかった。
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