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塩の道 講談社学術文庫
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塩の道 講談社学術文庫

宮本常一(著者)

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塩の道 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 1985/03/01
JAN 9784061586772

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商品レビュー

4

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2010/05/28

 表題の「塩の道」は…

 表題の「塩の道」は、信濃の山間部において、人々が「塩」を入手するためのドラマを描く。塩というものが山間部ではいかに貴重であったかが分かる。塩の運搬に牛を使った、塩サケは保存食というより塩のために購入した、など意外な事実が明らかにされる。宮本民俗学の入門編としてもおすすめ。

文庫OFF

2026/05/16

知り合いから教えてもらい読んだ!普段手にする本とは違い、文化や成り立ちについて著者が体験し歩き回り集めた情報といった感じが深みがあり面白かった! 塩の話から、日本人がどう生きてきて、今も形を残しているということが知れてよかった!

Posted by ブクログ

2026/03/21

宮本常一の晩年の作、「塩の道」を読んだ。 塩の道 (講談社学術文庫 677) www.amazon.co.jp 1,210円 (2025年08月08日 02:20時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 1章「塩の道」、2章「日本人と食べもの」、3章「暮らし...

宮本常一の晩年の作、「塩の道」を読んだ。 塩の道 (講談社学術文庫 677) www.amazon.co.jp 1,210円 (2025年08月08日 02:20時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 1章「塩の道」、2章「日本人と食べもの」、3章「暮らしの形と美」という構成の本。 塩は神経の電気信号のやり取りや代謝に深くかかわりがあり、人間にとって必須資源。それがどのようにして、作られ、運ばれ、消費されたのか、について、事例を交え、解説する。 2章は、米をはじめ、粟、稗、麦、蕎麦などの穀物や大豆、サツマイモやジャガイモなどのイモ類など、食べものがどう作られ、消費され、庶民の生活に影響を与えたかが記されている。 3章は、農具から見える日本人の気質(突くような動作の農具ではなく、引く動作の鍬など)、直線に対する美意識、畳の発明により地べたへ座る生活様式になったことなど、が記されている。 現在では、単一民族とみなされる日本文化にも、多元的なルーツがあることが興味深かった。日本には、土着の縄文系の人々と、稲作伝来とともに大陸から九州に渡ってきた弥生系の倭人と呼ばれる人がいた。古い文献に土蜘蛛という言葉があり、当時竪穴式住居に暮らす人々が明確に区別されていたことがうかがえる。大陸から来た人も南方から来た人々は、舟の文化を持っており、家族ごと船に乗り、高温多湿な環境から来たので、高床式の家を作って暮らした。 一方で、同じ大陸でも北からやってきた騎馬民族は、大きな船を持たず、男のみで海を越えてきて、地元の女性と婚姻関係を結ぶ。平安時代の貴族を描いた絵は、馬を巧みに乗りこなしており、騎馬民族の文化の影響を受けているのではないかと考察されている。一方で、同時期に描かれた初期の武士の絵では、馬の周りに水おけや飼葉を持った家来が描かれており、馬に乗ったまま水を飲ませられないほど、馬の扱いが上手くなかったのではないかとあった。騎馬民族は、貴族社会から、周辺に広がっていったことが想像される。 他にも、アイヌや沖縄などもあるが、一つに見える日本にも、土蜘蛛と呼ばれた土着の人々、倭人、舟の民族、騎馬の民族など、多元的な起源が存在することに驚いた。まだまだ、日本について知らないことがたくさんある。

Posted by ブクログ

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