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犯罪と精神医療 クライシス・コールに応えたか 岩波現代文庫 社会51
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 2002/01/18 |
| JAN | 9784006030513 |
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犯罪と精神医療
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1982年、つまり今から35年も前に書かれたこの本の筆者の痛切な問題意識が、今もリアルに響く。悲しいことに、たぶん、今の日本の状況もそんなに変わっていない。(調べたい) 戦前からの精神障害者は管理、収容するという発想。1960年代に、精神病院はどんどん建設され、社会に適応できな...
1982年、つまり今から35年も前に書かれたこの本の筆者の痛切な問題意識が、今もリアルに響く。悲しいことに、たぶん、今の日本の状況もそんなに変わっていない。(調べたい) 戦前からの精神障害者は管理、収容するという発想。1960年代に、精神病院はどんどん建設され、社会に適応できない人が大々的に収容されていく。患者1人あたりの医師の数も看護師の数も異常に少なく、なんらケアもされていない。 そんな中で、患者本人や家族がどれだけ医療を必要としていても、医者はそのクライシス・コールに気づくこともなく放置し、殺人事件が起きてしまう。これでもかというほどの事例。 「精神障害者の事件は突然起きるから野放しにしてはいけない」というのは一つの神話で、医療が無力で、ケアができていないだけだということがよくわかる。 事件が起きた後に、精神科医や家族のせいにするだけでは足りない。もっと以前に、システムとして、より専門性を持った医師が、一人一人の患者のケアにあたり、地域とのつながりも作れる、そんな仕組みを作らなければ事件はなくならないだろう。 その筆者の主張は今も変わらない。 相模原の事件を考えるならぜひ読んでほしい。 あの容疑者はたんなる加害者ではない。医療制度の不備の被害者でもあるのだと思わされてくる。
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