1,800円以上の注文で送料無料
刀狩り 岩波新書
  • 中古
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-30-00

刀狩り 岩波新書

藤木久志(著者)

追加する に追加する

刀狩り 岩波新書

定価 ¥1,166

385 定価より781円(66%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2005/08/19
JAN 9784004309659

刀狩り

¥385

商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/24

豊臣秀吉の刀狩り、明治の廃刀令、マッカーサーの刀狩り。 日本では大きく、三つの刀狩りがあったと。 まず、この刀狩りの歴史についての文献や研究がほとんどないということに驚いた。著者も記しているが、私自身も刀狩りすなわち民衆の武器剥奪だと思い込んでいた。 個人的には明治の廃刀令...

豊臣秀吉の刀狩り、明治の廃刀令、マッカーサーの刀狩り。 日本では大きく、三つの刀狩りがあったと。 まず、この刀狩りの歴史についての文献や研究がほとんどないということに驚いた。著者も記しているが、私自身も刀狩りすなわち民衆の武器剥奪だと思い込んでいた。 個人的には明治の廃刀令をきっかけに商売替えをしていった職人たちに言及した著書を読んでみたい。 刀を作ることをやめたものたちが、ボタン作りや、宝飾品作りにかわっていった歴史を。 日本人と刀の歴史は古く、なぜ日本刀が魂なのかということがよく分かる。『菊と刀』で描かれる日本人の精神性に情報が補強されました。 戦前までの日本には、平均すると三世帯に一世帯が刀を所有していた計算になることにも驚きを隠せない。

Posted by ブクログ

2018/11/14

刀狩り令や廃刀令の再評価、近世における百姓の鉄砲所持の実態、GHQによる武器の没収など、読み応えのある一冊。 江戸時代以降の日本人の武器使用自制という理解も面白い。結局、武器が人を殺すんじゃなくて人が人を殺すってことだ。憲法改正やアメリカの銃規制問題等々を考えるときにまた読みな...

刀狩り令や廃刀令の再評価、近世における百姓の鉄砲所持の実態、GHQによる武器の没収など、読み応えのある一冊。 江戸時代以降の日本人の武器使用自制という理解も面白い。結局、武器が人を殺すんじゃなくて人が人を殺すってことだ。憲法改正やアメリカの銃規制問題等々を考えるときにまた読みなおしたい。

Posted by ブクログ

2018/08/10

近世社会で帯刀が許されたのは武士のみである。当り前過ぎることだが、「帯刀」の意味を良く知らないでいた。 帯刀とは、大小2本の刀を差すこと、二本差しのことである。1本では帯刀とはいわない。 やくざの渡世人は、股旅映画で長ドスという刀を差しているが、1本なので問題ないのだろう。 庶民...

近世社会で帯刀が許されたのは武士のみである。当り前過ぎることだが、「帯刀」の意味を良く知らないでいた。 帯刀とは、大小2本の刀を差すこと、二本差しのことである。1本では帯刀とはいわない。 やくざの渡世人は、股旅映画で長ドスという刀を差しているが、1本なので問題ないのだろう。 庶民は短い脇差一本である。伊勢参りなどでも携行した。庶民は刀を持てないのではない。しかし1本なので帯刀ではない。庶民の刀は、護身用でもあるが、信仰的な御守りのようなものなのだろう。だいぶ重量はある。大正生れの父の代までは、寝室の床の間に刀が飾ってあったが、民俗学的にも寝室に置くものらしい。亡くなったとき掛け布団の上に守り刀である脇差しを置いた。 有名な秀吉の刀狩りとは、刀を没収したのではないらしい。農民たちは武器としての刀は、一揆の際にも使用することはないとのこと。 大量の刀の没収が行われたのは、戦後のマッカーサーの刀狩りのときで、刀の多くは米兵の日本土産となったらしい。信仰的に重要な守り刀であるという意識が日本人から消えて行ったのが、素直に刀を差出した原因とのことで、そんなことが書いてある本である。 藤木久志『刀狩り』 (岩波新書)は、2005年 岩波書店。

Posted by ブクログ