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判断力批判(下) 岩波文庫
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判断力批判(下) 岩波文庫

イマヌエル・カント(著者), 篠田英雄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1964/11/01
JAN 9784003362587

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みんなの感想まとめ
  • 判断力批判
  • 美的判断
  • カント哲学
  • 芸術と自然
  • 趣味判断の探求
  • 現代美学との対比
  • 目的論的思考
  • 美と普遍性
  • 古典的美学の再考
  • 哲学的知識の限界

目的論的判断力について深く探求されている本書は、美や芸術に関するカントの独自の思索が展開されており、特に「美的判断」が持つ普遍性と主観性の関係が興味深く描かれています。下巻には判断力批判の第一序論が付録として収められ、全体の復習としても役立つ内容です。カントは自然の美と芸術の合目的性を結びつけながら、人間の判断力を論じており、特に「趣味判断」に焦点を当てています。しかし、現代の知識との対比において、カントの考えには限界も感じられる部分があり、時代の変化を反映した議論が展開されています。全体として、カントの美学が古典的なスタイルを示しつつ、現代の視点から再考されることの重要性を感じさせる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/03/29

カント批判三部作の最終巻。 判断力下巻では、目的論的判断力=特殊な事物を普遍に包摂する能力について解説されている。 下巻には判断力批判の第一序論が付録として付いている。判断力批判の総論になっており、復習になった。

Posted by ブクログ

2012/08/07

 再読。カントの批判三部作のうち、美や芸術に関する判断について記述したもの。 「美」をめぐるカントの思索はやはり興味深いものであり、美学の古典的なスタイルを示しているものとおもう。  カントは美的判断を「趣味判断」と呼んでいる。そして「美」は快いものだが、そこには何らかの普遍性が...

 再読。カントの批判三部作のうち、美や芸術に関する判断について記述したもの。 「美」をめぐるカントの思索はやはり興味深いものであり、美学の古典的なスタイルを示しているものとおもう。  カントは美的判断を「趣味判断」と呼んでいる。そして「美」は快いものだが、そこには何らかの普遍性がなければならない。というか、美的判断そのものが、他の人びとにとっても同様に美であることを要求する。  けれども美的判断はまったく「主観的な」判断であるため、それを公式化することはできない。  ところでカントは「美」について、また「芸術」(=美的技術)について語るとき、常に「自然」にも言及せずにはいない。この自然の美は、たとえば、花や夕焼けの美しさのようなものである。  また、これが厄介な点だが、カントは「合目的性」という概念で自然や芸術の美を説明する。  最近読んだ進化論の本では、背後に神を想定せざるをえないような「合目的性」の考えは、生物学的レベルでは誤りであるとするのが一般的らしい。  カントは最終的に神概念を全力で擁護するつもりだったから、この点、決定的に「現代の知」と異なる。  では芸術における「合目的性」をどう捉えればよいのか。確かに「技術としての芸術」は作者が意図的に諸要素を配置することによって、合目的的だとは言える。ただし、この意識的統制の原理は、20世紀音楽の、たとえばケージやクセナキス以降では(部分的に)破棄される。シュルレアリスムで既に、「意識的な技術としての芸術」は否定されていた。我々は「意識」「意志」や「理性」に対する全幅の信頼を、もはやカントの時代のようには持っていない。  するとカントの言う「合目的性」は原理としてはやはり重要性を失ったというべきだろうか。  この本の前半はたしかに面白いが、訳はあまりよくないようだ。光文社古典新訳文庫で、「実践理性」「判断力」が引き続き出るならば、もう一度手にして熟読してみたい。

Posted by ブクログ

2012/08/01

『判断力批判』第二編および判断力批判のための独立した序論が含まれる。目的論的判断は人間理性にとって不可欠なものであり、それは機械論的自然観とも両立しうることなどが説かれる。第二編はもっぱら趣味批判にページが割かれた第1編よりも、さらに自然を人間はいかに判断することができるか、とい...

『判断力批判』第二編および判断力批判のための独立した序論が含まれる。目的論的判断は人間理性にとって不可欠なものであり、それは機械論的自然観とも両立しうることなどが説かれる。第二編はもっぱら趣味批判にページが割かれた第1編よりも、さらに自然を人間はいかに判断することができるか、という論点に絞り込んだ内容となっている。

Posted by ブクログ

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