1,800円以上の注文で送料無料

社会学の根本問題-個人と社会 岩波文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

社会学の根本問題-個人と社会 岩波文庫

ジンメル(著者), 清水幾太郎(著者)

追加する に追加する

社会学の根本問題-個人と社会 岩波文庫

定価 ¥638

605 定価より33円(5%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2004/01/19
JAN 9784003364420

社会学の根本問題-個人と社会

¥605

商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/05/18

本屋でたまたま手に取ったが、予想外にとても面白かった。真面目に読んでいたらページ数の割にだいぶ時間がかかってしまったが、非常に勉強になった。1章では社会を科学するとはどういうことか、2章では社会学の一例として大衆とはどういうものであるか、3章では社交というものが社会学的にどう捉え...

本屋でたまたま手に取ったが、予想外にとても面白かった。真面目に読んでいたらページ数の割にだいぶ時間がかかってしまったが、非常に勉強になった。1章では社会を科学するとはどういうことか、2章では社会学の一例として大衆とはどういうものであるか、3章では社交というものが社会学的にどう捉えられるか、4章では個人と社会の原理的対立とそれを乗り越えようとする道徳観や政治思想の変遷ついて述べられている。無教養かつ門外漢だからかもしれないが、私の感覚では現代においても100%有用で参考になる内容だと感じられた。例えば、2章の個々の成員が優秀でも集団になると愚かになってしまう理由の説明には思わず膝を打ってしまった。4章では、現代でも依然として互いに主要な価値観である自由、平等、多様性について、その根本内容と対立が丁寧に述べられていて、現代の一般人が政治選択をするうえでのよいたたき台になるのではないかという印象を持った。

Posted by ブクログ

2013/04/02

確かに、今の世の中はこうだな、というような直感は誰にしろある経験だろう。しかし、その直感が、果たして本当の意味での社会を反映したのかしていないのかは、結局の所、証明出来ないのではないか。まず、社会という総体がある前に、己という主体が、除外されているようでならなかった。その時節に感...

確かに、今の世の中はこうだな、というような直感は誰にしろある経験だろう。しかし、その直感が、果たして本当の意味での社会を反映したのかしていないのかは、結局の所、証明出来ないのではないか。まず、社会という総体がある前に、己という主体が、除外されているようでならなかった。その時節に感じる直感というのは、あくまでも己という存在が基準となって、周囲を演繹している状態だろうと思う。しかし、演繹に得られた社会の構図というのは、あくまでもとある演繹の基準点を採用しているのであって、包括的な、全体的な純粋な社会構造は知る事が出来ないのではないか。

Posted by ブクログ

2011/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

社会学の理論演習ゼミで来週ジンメルを取り扱うので、その予習として購入。絶版になってなくて一安心★難しそうに書いてあるけど、要は心的相互作用=「社会というものは人間の意識によって構成されているのです(ドヤッ」ってこと。その際に、意味を結晶させる媒体として「形式」という表現を用いて説明した点が重要。120ページ足らずで簡単に読めることに加え、こんなことを難しい表現で繰り返し述べてるだけなので、概説書を先読みして理解してから読むとスラスラ読めます。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品