郵便屋さん

なかむらみのる【著】

• 販売会社／発売会社: 新日本出版社/新日本出版社
• 発売年月日: 2007/07/20
• JAN: 9784406050531

商品レビュー

2022/12/06

郵政民営化というのは熱かった時代もあったけど、はや10年。ぶっちゃけあんまり分かってないんだけど、金のなる木は銀行業務であって、郵便は国有でも良かったんかねぇ、など素人考えなのだった。
というわけで郵便屋さんがサービスというか、ボランティア的な業務で支えてきた面もあるという主張を繰り返すこの本はちょっと左寄り感もあるものの、そこまで政治色も強くないので、それなりに面白いかな。。
今まで配達だけやってれば良かった人たちが、営業ノルマなど課されるのを、大変だね、と思うか、今まで甘かったんじゃね？と思うかで、面白さが変わるかもしれぬ

2009/05/23

悲しいよ：退職した郵便局員が毎月一話ずつ書いた〜郵政民営化を巡る短編集〜営業成績が重点を占め，簡易郵便局が廃止となり，配達も区分分けされ，通常の郵便物はアルバイト職員が配り，その年収は本省局員の１／３。配達を担う郵便局は統廃合されて，トヨタ方式をＪＰＳと呼ぶ。・・・という訳で，国家公務員でなくなった郵便局員の悲哀。他人事ではないのだけど・・・ＪＰが黒字を出しつつ，叩かれている事が新聞に載った今日，読む