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自動車の社会的費用 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 1974/06/01 |
| JAN | 9784004110477 |
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自動車の社会的費用
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商品レビュー
4
45件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
自動車の社会的費用、というタイトルに惹かれた。自動車を運転することが歩行者の基本的人権を如何に蔑ろにしているかについて論じている。その費用は一台200万円だという。 もっとも、交通事故による障害や死亡もしくは排気ガスによる疾患などは、当事者にとっては不可逆的な事象であり、金銭に換算できない『費用』である。目が覚めるような論考であった。 そしていっそう不味いのは、そのような当事者には低所得者層が多く含まれる。富裕層は自動車の交通量の多い・排気ガスの多い地域からは、その財力を使って容易に逃走できるからである。 我々の世界は社会的費用を内部化する方向に向かっているのだろうか。それとも、深刻な外部不経済を生贄の羊として積極的に捧げるようになっていくのか。どうも昨今は、後者が勢力を強めているように感じる。
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この本が出版されたのが1974年、 高度成長期の真っ最中に、自動車による外部不経済の発生を指摘した宇沢弘文の先見の名には脱帽するばかりだ 自動車は騒音や排気ガスを発生させている。また、我が国の道路政策も自動車のために最適化されている、すなわち歩行者道路と自動車通行道路は明確に分...
この本が出版されたのが1974年、 高度成長期の真っ最中に、自動車による外部不経済の発生を指摘した宇沢弘文の先見の名には脱帽するばかりだ 自動車は騒音や排気ガスを発生させている。また、我が国の道路政策も自動車のために最適化されている、すなわち歩行者道路と自動車通行道路は明確に分けられておらず、また自動車通行道路の開発に巨額の財源が当てられている。この結果、歩行者の歩行の権利は侵害されており、また公共交通サービスの低下が顕著である。 そして、こうした費用に対して自動車ユーザーは負担をしていない。いわば、自動車による外部不経済が発生している。 宇沢は、このような事態の背景にはこれまでの古典派経済学が環境破壊や公共財へのダメージを考慮してこなかったことが問題として存在すると指摘し、これらを考慮する理論的根拠・計算式を定立した。 ただ、第3章以降の内容は難しくて私はわからなかった。だがとりあえず趣旨だけわかったからいいでしょ
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