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科学革命の構造
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科学革命の構造

トーマス・クーン(著者), 中山茂(訳者)

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科学革命の構造

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 1971/03/05
JAN 9784622016670

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商品レビュー

3.9

35件のお客様レビュー

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2025/04/14

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB00237914

Posted by ブクログ

2023/08/16

今から二十年以上前に、私の担当だった内田亮子先生が、科学論を私が受けていることを知り、第一回の講義でその講義の要旨が分からなかったことを馬鹿にしていた。教師としての素質があったかどうかはわからないが、しかし、今一つわかった。彼女はクーンが嫌いだったのだ。内田女史は進化人類学を専門...

今から二十年以上前に、私の担当だった内田亮子先生が、科学論を私が受けていることを知り、第一回の講義でその講義の要旨が分からなかったことを馬鹿にしていた。教師としての素質があったかどうかはわからないが、しかし、今一つわかった。彼女はクーンが嫌いだったのだ。内田女史は進化人類学を専門とする科学者だった。クーンは科学者集団を対象として議論する。本来、ある対象を客観的に突き止めるのが科学者の仕事なのに、クーン以降、科学者自身がモルモットのような対象物となってしまったのだ。 それと、最近読んだ『知の考古学』にも類似していた。キーワードは「解釈」である。パラダイムは解釈によってお気に召すものではない、ということがあったが、『知の考古学』でも歴史と親和性があるので、自明なことかもしれないが、ここに記す。 それから、下條信輔さんが、ルネッサンスジェネレーションという企画で、パラダイムシフトは一瞬にして起こるから、気付かないと指摘していたが、クーンは少なくともこの著では、パラダイムシフトには幅があるとしていたのも気になった。

Posted by ブクログ

2023/01/22

科学史の中で起こる科学革命のメカニズムをパラダイムという概念に基づいて分析した画期的古典。いわゆる「パラダイムシフト」ってやつのおおもとなのかな?歴史の中で累積的に科学が発展したというわけではなくて、パラダイムが変わることで世界の見方が変わってくるという。昔の理論が間違っていると...

科学史の中で起こる科学革命のメカニズムをパラダイムという概念に基づいて分析した画期的古典。いわゆる「パラダイムシフト」ってやつのおおもとなのかな?歴史の中で累積的に科学が発展したというわけではなくて、パラダイムが変わることで世界の見方が変わってくるという。昔の理論が間違っているというわけではなくて、異質な世界の見方、解釈が生じることで通常科学の方向づけが行われる。 訳者後書にも書かれているように、抽象的すぎて結構解読が難しい!

Posted by ブクログ