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アンをめぐる人々 赤毛のアン8 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 1989/01/01 |
JAN | 9784102113080 |
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アンをめぐる人々
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
魅力的な人物ばかり。 どの作品も心に何かを残すものばかりだった。 アン本編よりも好きかもしれない。 タイトルで、誰に焦点を当てたいのかがよくわかる。 「失敗した男」は泣けたけれど、そのわりに普段のロバートの扱いがひどすぎるではないか、とも思う。 「ひとり息子」の結末は、覚えていた...
魅力的な人物ばかり。 どの作品も心に何かを残すものばかりだった。 アン本編よりも好きかもしれない。 タイトルで、誰に焦点を当てたいのかがよくわかる。 「失敗した男」は泣けたけれど、そのわりに普段のロバートの扱いがひどすぎるではないか、とも思う。 「ひとり息子」の結末は、覚えていた。 「珍しくもない男」は、見た目によらずなかなかいい人間だったけれど、そもそも結婚に交換条件をつけて無理やり承諾させているあたりが、ろくでもない。 その他の作品にもいろいろ思うところがあった。 面白かった。 2004.4.26 私としては「偶然の一致」がお気に入り。ありえない。けど、ほほえましい。こんなことがあったらいいなあ、と思う。他の話も、みんないきいきとしていて、とても面白かった。「父の娘」も興味深い。3人が3人とも行き違ってしまっている。結局は3人ともお互いを愛し合っていた。しみじみ、ほのぼの、とする本だった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ゆっくり読み進めている新潮文庫『赤毛のアン』シリーズ8作目。2022年の初読み本になりました。 タイトル通りアンをめぐる人々の悲喜こもごもを描く15作の短編集です。 4作の『アンの友達』も同じような短編集でしたけれど、これよりもドラマチックで少々ドロドロしています。 好意を寄せる異性がほかの人と結ばれることになったり、一人息子をかわいがりすぎて息子をダメにしちゃう母とか姉弟の弟の方ばかりかわいがる母とか、今は死語となっているオールドミスの話とか………。 時代を感じさせるお話もあれば、今も昔も、日本もカナダも同じだなーと共感するお話もありました。 特に最後の「平原の美女タニス」は気性の激しい美女インディアン女性と白人男性のお話しで、銃の打ち合いもあるんです。こんなシーンはアンシリーズでは初めてですよね。 とはいえ、なにせ赤毛のアンですからドロドロも結末が爽やかで清いです。周囲に色々言われてもじっと耐え、周囲の価値観に振り回されず自分を貫く主人公たちに感動しました。 次9冊目『虹の谷のアン』行ってきます。
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アンのまわりのひとたちの話第二弾。大体最後は幸せになる話ですが、一部フランダースの犬並の悲劇も入っていて、様々な話を思いつく作者に感嘆させられます。
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