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白い牙 新潮文庫

ジャック・ロンドン(著者), 白石佑光(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2006/04/01
JAN 9784102111017

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商品レビュー

4.1

26件のお客様レビュー

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2023/12/30

長年の積読だったが旅行を機に一気に読了。狼じゃないのによくここまで狼視点で書けるものだと感心しました。ジャックロンドン結構好きかもしれない

Posted by ブクログ

2021/10/01

犬が4分の1混じった狼犬「白い牙」。最初は自然の中に暮らしていたが、やがて橇犬に、そして闘犬にさせられてしまう。その苦難がなんとも激烈で息苦しくなってくる。「野生の呼び声」がやはり橇犬からやがて大自然へと回帰していくのとは対照的だ、解放感と収束感ともとれる。 同じカナダ北部を舞...

犬が4分の1混じった狼犬「白い牙」。最初は自然の中に暮らしていたが、やがて橇犬に、そして闘犬にさせられてしまう。その苦難がなんとも激烈で息苦しくなってくる。「野生の呼び声」がやはり橇犬からやがて大自然へと回帰していくのとは対照的だ、解放感と収束感ともとれる。 同じカナダ北部を舞台にしながら、ちょっとした運命の岐路で大きく違ってくる人生(犬生!) 犬ではあるが犬それ自体を見る時は擬人化してみて、がんばれ、と応援している。ただやっぱり、人間は「神」、犬は命令する者が必要、といった記述からは、やっぱり我々は人間であって、いくら犬が主人公であれ、人間を通した犬人生しか描けないよなあ、という気がした。犬から見た橇引人や金鉱掘り人や、酒場に集うよたものたち、先住民たち、といった人間描写が鋭い。 また犬橇の犬の引き方が扇形と直線型があり、扇形の先頭犬は後の犬から追われるという立場、直線型の先頭犬は後の犬をコントロールする役目があり主導犬。「白い牙」はとちらも経験するのだが、この違いがおもしろかった。「荒野の呼び声」では直線型しか出てこない。先頭の先導犬になることが、犬集団のリーダーになることで犬のプライドをここで描いていた。 この「白い牙」も「荒野の呼び声」と同時期に読んだ気がしていたのだが、まったく内容は覚えていなかった。「白い牙」の方が人間社会への皮肉を感じた。「荒野の呼び声」は大自然へ帰る、と言う解放感の気持ちよさが勝っている。 1906年発表 1958.11.10発行 1982.9.20第31刷 図書館

Posted by ブクログ

2020/09/06

小学生で読んだ本。最後の方で内容を思い出した。犬との混血のオオカミの一生。生まれて以来の厳しい環境とオオカミの本能がキャラクターを築いていった。一部の人より厚い義。飼い主に左右される運命。人に関わる動物の悲哀。2020.9.6

Posted by ブクログ

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