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戦争と平和(2) 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2005/12/01 |
| JAN | 9784102060148 |

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戦争と平和(2)
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商品レビュー
4.4
22件のお客様レビュー
2巻は、平和の場面中心です。狩り、舞踏会、雪原をそりで走る場面が印象的で、描写が素晴らしい。翻訳者の方の日本語力に魅了されます。 人物描写もこれまたすごい。読みはじめは人物がたくさんいて大変!と思いましたが、それは早合点。美容室で、“週刊誌を見て芸能人の動向を知る”そんなおもし...
2巻は、平和の場面中心です。狩り、舞踏会、雪原をそりで走る場面が印象的で、描写が素晴らしい。翻訳者の方の日本語力に魅了されます。 人物描写もこれまたすごい。読みはじめは人物がたくさんいて大変!と思いましたが、それは早合点。美容室で、“週刊誌を見て芸能人の動向を知る”そんなおもしろさ?!があります。人間模様は、時代、国が違っても興味をそそります。 男女関係はかなり、もつれにもつれて。登場人物一人ひとりの心情がジェットコースターのように変化していきます。後半にいけばいくほど、物語に引き込まれました。2巻だけでもお腹いっぱいの満足感!人間模様が多く語られた2巻だったので、3巻は戦争のことだろうと予想されます。どうにか最後まで頑張りたい! たくさんいる登場人物の中で、特に注目しているのがピエール(男性)とナターシャ(女性)です。色々ある2人だけれど、伸びしろがあると思われ、今後の成長に期待しています。 以下、2人についてのアレコレで、ネタバレです。 【ピエール】 ・妻(エレン)の浮気発覚、お相手はドーロホフ →ドーロホフと決闘 ・フリーメンソンという結社に入会 ・アンドレイ(戦場より帰還、妻はお産で死亡)との再会→どう生きるべきか、何が幸福かの議論をする 【ナターシャ】 ・デニーソフの求婚断わる ・アンドレイと婚約するも、式は一年、先伸ばし ・アナトーリと親密な仲になる(ピエールの妻による画策あり) ・アナトーリとの駆け落ち、失敗 ・アンドレイに婚約解消の手紙を送ってしまう ・アナトーリが既婚者だと知りショック、自殺未遂 【ピエールについて】 今まで、はっきりしない人だと思っていたけれど、アナトーリに抗議をして詰め寄り、モスクワから追い出し、ナターシャの救世主となり大活躍!そしてナターシャに愛の告白!ピエールやるなぁ。(ただし、ピエールには悪女の奥さんあり)自分が弱っているときに、優しく救いの手を差し伸べられたら、女性は誰かに支えてもらいたい気持ちになるなぁ。 ピエールは、お酒飲み過ぎなど色々ありますが、ちょっとずつの成長が見られます。人のことも考え、自分のことも深掘りし過ぎるから病的になっちゃう。でも、彼の良いところは、“心の目”で物事を見ようとしているところ。ピエールの今後に期待大。 【ナターシャについて】 ナターシャは、人生のモテ期なんだろうな。生きていく中で、何人かの異性との出会いで心動かされることはあるけれど、こんなに同時にしかも10代半ばで、影響力のある人に会ってしまうと、それは大変。同情します。純粋すぎて汚れを知らないが故に悩みも深い。まだ親の息が吹きかかっている女の子には辛すぎる。言い寄ってきたアナトーリはロリコン男性。年上で婚約中のアンドレイがずっと守ってくれるならいいけれど、離れているし。人生そんなに甘くない!彼女にとって、とっても辛い人生のお勉強です。 ※失敗や迷いなくして、人生の本質はつかめないのではないか。“若い頃の苦労は買ってでもせよ”と昔から言われていますし。そういう自分自身も色々なことがあって、そこから学んで今に至っている。経験は宝!
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https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01975372
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こんな話だったんだ。読みかけのシリーズものを整理したかっただけなのに、アンナ・カレーニナよりずっと好きかも。 ナポレオン戦争をきっかけに、自分たちの国のやばさに気づいて奔走する人もいれば、あくまで個人的幸福を追い求めるだけの生活を送る人もいたり。 全員に共通しているのは、よりよい...
こんな話だったんだ。読みかけのシリーズものを整理したかっただけなのに、アンナ・カレーニナよりずっと好きかも。 ナポレオン戦争をきっかけに、自分たちの国のやばさに気づいて奔走する人もいれば、あくまで個人的幸福を追い求めるだけの生活を送る人もいたり。 全員に共通しているのは、よりよい明日がおとずれますように、という願いを持っていること。 伯父さんのギターでナターシャが踊ったり、みんなで橇に乗るところが好き。ロストフ家の幸福な田舎生活。 狼を狩ることだけは許せない。レタラがひとりぼっちになってしまう。 1巻を読んだのが何年も前なのに、名前を見たらどんな人かなんとなく思い出せた。 悩める若者ニコライ。図らずも莫大な遺産を相続したピエール。悪い女アンナ・パーヴロヴナ。川に突き落とされるペットの熊。あと、変な男に嫁がされそうな信心深い女の子。 延々と内面だけをさらけだしてきたアンドレイとピエールの容姿が、突然描写される。その見事さと言ったら。1巻で別々の人生を送っていた人たちが少しずつ関わり始める。 説教くさくて綺麗事を言えるトルストイが大好きです。 人と人、以外の葛藤をちょうどいいところで挟んでくれるから。人と運命、宗教、仕事、時代の変化、自然。 人と人、の葛藤だけの物語に疲れた人たちが信仰に走るのかもしれないなあなんて。 神様の話をすることが神様の存在の証明、 というより、神様はこの世が存在する意思、 というほうが綺麗で好き。 同じ人をいろんな呼び方で呼ぶのは紛らわしいけれど、親密さが表現されていて良き。 マリヤ。マリイ。マーシャ。マーシェンカ。 ニコライ、デニーソフ、アンドレイ、ピエール、それぞれ人生に失望しながらいかに生きるべきかを探究する第2巻。 心が荒んでいるくせに、仕事はきっちりこなすアンドレイが好き。 ままならない人生を、自分自身を新しくし続けて、どうにか生き抜いていく。 捉え方を変えて、人生への関わり方を新しくすることでしか、救われないのでしょうか。 トルストイの作品はやっぱり癒しの物語なのです。 魅力的な登場人物が多くて、お気に入りの人が出てくるともうそれだけで嬉しい。そんなに好きでない人も喜劇的に描かれていたりして、エンタメとして楽しめます。 視点がどんどん変わるから幸福の絶頂もどん底の不幸も永遠には続かない。安心して読める。 なんだか話題がだんだん軽くなってきた、いや当事者にとっては大変なんだろうけど、ところで。やっぱりエレンはトロイア戦争の絶世の美女ヘレネからとっていて、アンドレイは親殺しの神話を乗り越えられるのか? 3巻はどうなるんでしょうね。少し休憩。
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