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銀河鉄道の夜 フォア文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩崎書店/岩崎書店 |
発売年月日 | 1981/09/01 |
JAN | 9784265010240 |
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銀河鉄道の夜
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2015.08.07 図書館で借りてきました。 有名な作品ですが、読むのは初めて(^^) これから読みます。 2015.08.11 「グスコーブドリの伝記」 ブドリは立派だなあと思いました。ネリとも再会できて良かったです。最後はやっぱり死んじゃったのかな(^^;) 「雁の童子」 不思議なお話でした。 「銀河鉄道の夜」 きっと夢でジョバンニが見たのは、死んでいく人たちが乗る鉄道だったのかな、と。途中で目が覚めたのは、その時まさにカンパネルラが天に召されたのだろうと思いました。完全な作品ではないのが残念ですが、それ以上に心に訴えかける物語でした。 (解説) 「銀河鉄道の夜」の補足が興味深かったです。
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表題作「銀河鉄道の夜」、「グスコーブドリの伝記」、「雁の童子」の3作がおさめられています。 「グスコーブドリの伝記」 少し前アニメ映画がやっていたので、どうも猫のイメージだったのですが、人間が主人公なんですね(笑) 男と女の兄妹というところ、二人が離れ離れになってしまうところ、男の子が労働を強いられるというところから山椒大夫を連想しました。 こちらは兄妹は無事に再会できましたが。 てぐすというのは本当にいる虫でしょうか?(蛾は嫌いなので調べられません) 火山研究者になったところが好きです。 装置の描写が好きです。 「雁の童子」 こちらは昔話のような雰囲気ですね。 一度読んだだけではどういうお話かよくわからなかった・・。 あのおじいさんが須利耶さまだったのでしょうか。 「銀河鉄道の夜」 宮沢賢治というと、クラムボン、よだかの星、注文の多い料理店くらいなもので、いちばん有名であろう話は読んだことがありませんでした。 もっと早く読みたかった!と後悔しました。 こんなに美しくて哀しくて切なくて力になるお話をこの年まで知らなかったのはもったいないことしたなあと思いました。 後半、二人だけになり、ジョバンニがカムパネルラに話しかけるところがもうたまらなくなって、泣いてしまいました。 「ほんとうにみんなのしあわせのためならぼくのからだなんか百ぺん妬いてもかまわない」、カムパネルラは本当に人の幸せのために亡くなってしまったのですね。 最後の場面、ジョバンニはカムパネルラのお父さんにもうすぐお父さんが船で帰ってくると知らされますが、「どうしたのかなあ、ぼくには一昨日たいへん元気な便りがあったんだが~船がおくれたんだな。」というのがどうも気になります。 途中、列車に乗り込んできた青年、姉弟は船が氷山にぶつかって溺れて亡くなった人たちでした。 ジョバンニは「(山の流れる北のはての海で~たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうに気の毒でそしてすまいなような気がする)」と思っていましたが、これはお父さんのことじゃないのかなあ。 お父さんは帰ってきたのでしょうか。 グスコーブドリも飢饉を救うために犠牲になっているし、「人のために何かをする」ということが宮沢賢治の作品のテーマなのだと感じました。 ジョバンニのいう「ほんとうにみんなのしあわせのためならぼくのからだなんか百ぺん妬いてもかまわない」という精神。 銀河鉄道には初期形と後期形の二種類があるようで、この本は後期形なのだそうです。 あとがきに"後期形では作者が決してしまった部分にすてるには惜しいだいじな問題があるので、初期形から引用しておきます"とあり、文章が載っています。 その文章がたしかにとても素晴らしいので、初期形もぜひ読んでみたいです。 ちなみに、ジョバンニが持っていた切符について「このきっぷは選ばれた者、使命をもったものの護符でしょう。」と解説してあるのですが、 私はみんな本当は「天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券」を持っていて、人生という列車に乗り、「ほんとうのさいわい」を探しているのだと思います。 ただ、どこへでも行けるはずなのに、ここにしかいられないと思い込んでいる人、状況を作り出してしまっている人も少なからずいるわけで、 自分がそんな状況になったとき、ジョバンニの言葉を読んで、「ほんとうのさいわいを探し求めること」を思い出せたらいいなと思います。
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昔親戚に全集を頂いたのを思い出して。解説までじっくり読むべき。みんながカムパネルラにうわーってなる。ひらがなが多い読みやすい文章の筈なのに読了後の体力の減り方が凄い
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