- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-05
ハラスのいた日々 増補版 文春文庫
定価 ¥869
110円 定価より759円(87%)おトク
獲得ポイント1P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗受取なら1点でも送料無料!
店着予定:12/9(火)~12/14(日)
店舗到着予定:12/9(火)~12/14(日)
店舗受取目安:12/9(火)~12/14(日)
店舗到着予定
12/9(火)~12/14
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/9(火)~12/14(日)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
| 発売年月日 | 1990/04/10 |
| JAN | 9784167523015 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/9(火)~12/14(日)
- 書籍
- 文庫
ハラスのいた日々 増補版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ハラスのいた日々 増補版
¥110
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.3
22件のお客様レビュー
冒頭の2行がすべて。「犬なんてみな同じようなものだと、前は思っていた」が、「あとになってみれば」「かけ替えのない犬になっていた」。そう、ハラスと名づけたこの柴犬を飼わなければ、著者の後半生はまったく違ったものになっていたに違いない。 ハイライトは志賀高原での失踪事件。著者の不注意...
冒頭の2行がすべて。「犬なんてみな同じようなものだと、前は思っていた」が、「あとになってみれば」「かけ替えのない犬になっていた」。そう、ハラスと名づけたこの柴犬を飼わなければ、著者の後半生はまったく違ったものになっていたに違いない。 ハイライトは志賀高原での失踪事件。著者の不注意で、ハラスは姿を消す。捜しに捜した4日間、後悔、落胆、失意、希望、諦念、さまざまな想いが去来する。しかし、ハラスは戻ってきた、やせ衰えて。内田百閒の『ノラや』のような結末でなくて、こちらもなんだかほっとする。もちろん、生き物だから、別れはかならず来る。3年後、著者は老齢のハラスを看取り、悲嘆にくれはするのだが。 単行本はハラスの不鮮明な写真が30葉。増補文庫版は66葉に増え、鮮明。コロナブックス『作家の犬』の表紙カバーには、このハラスの写真が採用されている。お澄ましのいい顔だ。
Posted by 
「ハラス」というのは、筆者が飼っていた柴犬の名前。本書は、ハラスが筆者の元にやってきてから、亡くなるまでのハラスと筆者家族に関してのエッセイ。 筆者と筆者の奥様がハラスをどれくらい愛していたかが、ひしひしと伝わってくる。私自身は犬を飼ったことはないが、それでも、ハラスが亡くなった...
「ハラス」というのは、筆者が飼っていた柴犬の名前。本書は、ハラスが筆者の元にやってきてから、亡くなるまでのハラスと筆者家族に関してのエッセイ。 筆者と筆者の奥様がハラスをどれくらい愛していたかが、ひしひしと伝わってくる。私自身は犬を飼ったことはないが、それでも、ハラスが亡くなった場面では涙が出そうになった。犬を飼ったことのある人、あるいは、現在飼っている人は涙なくして読めないのではないか。 筆者は、ハラスと過ごした何でもない場面を思い起こして、それがどれだけ幸せなことだったことかを理解する。それは、もちろん、犬と過ごした時ばかりではなく、また、筆者ばかりではなく、後から考えて、あ~、あれが幸せな時だったのだな、という時間が誰にでもあるということだ。
Posted by 
30年ぶりに再読。自分が作者に近い年齢になったからか、より共感する部分が多く感じる。 文中、ハラスを探す折り込みチラシに作者の住所や電話番号が書いてあるのは当然だが、それをそのまま出版物に載せてしまうところが時代だなぁと感じる。中野孝次さんが、まだご健在であったならば手紙を送りた...
30年ぶりに再読。自分が作者に近い年齢になったからか、より共感する部分が多く感じる。 文中、ハラスを探す折り込みチラシに作者の住所や電話番号が書いてあるのは当然だが、それをそのまま出版物に載せてしまうところが時代だなぁと感じる。中野孝次さんが、まだご健在であったならば手紙を送りたかった。
Posted by 