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黒後家蜘蛛の会(4) 創元推理文庫
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黒後家蜘蛛の会(4) 創元推理文庫

アイザック・アシモフ(著者), 池央耿(著者)

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黒後家蜘蛛の会(4) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1985/11/01
JAN 9784488167059

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黒後家蜘蛛の会(4)

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商品レビュー

4.1

12件のお客様レビュー

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2015/11/06

黒後家蜘蛛の会シリーズも四作目となると、 だいぶ大胆になってきた。 女性禁止の会にもかかわらず女性が相談にきたり、 飛び込みの男が相談にきたりと すっかり悩み解決所として世に広まってしまったかのよう。 ヘンリーが給仕をやめると会員を脅かす場面もあったし。 ヘンリーが自分の好きな...

黒後家蜘蛛の会シリーズも四作目となると、 だいぶ大胆になってきた。 女性禁止の会にもかかわらず女性が相談にきたり、 飛び込みの男が相談にきたりと すっかり悩み解決所として世に広まってしまったかのよう。 ヘンリーが給仕をやめると会員を脅かす場面もあったし。 ヘンリーが自分の好きな詩を披露してパスワードの言い当てる「六千四百京の組み合わせ」、 酔っ払って帰った家が自分の家とそっくりのどの家か知りたい銀行家の話「帰ってみれば」が面白かったかな。

Posted by ブクログ

2013/10/11

「ミカドの時代」が最も黒後家蜘蛛らしいかな。オペラの架空の人物の生年がいつか?というどーでもいい問題を、例によってアシモフが好きなうるう年問題とからめながら、ヘンリー以外のメンバーがひねり出す理由が黒後家らしい衒学趣味にあふれて楽しい。ヘンリーが「”落穂拾”う真相」が、また、そう...

「ミカドの時代」が最も黒後家蜘蛛らしいかな。オペラの架空の人物の生年がいつか?というどーでもいい問題を、例によってアシモフが好きなうるう年問題とからめながら、ヘンリー以外のメンバーがひねり出す理由が黒後家らしい衒学趣味にあふれて楽しい。ヘンリーが「”落穂拾”う真相」が、また、そういう教養とは無縁の論理のみで構成されるシンプルなものであることの対比も鮮やか。いつも楽しみなのが原題の英語がどんなものであるかということ。今回は The Wrong Home がお好み。

Posted by ブクログ

2013/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついにゲストに女性が登場したり(とはいえ、食事は別だし、老婦人だし。そしてこれはいいお話だった)、ゲストがいるにも関わらず、別な人が飛び込みで来たり、『しきたり』がついに破られた。どうも鮎川哲也の解説によると、3巻からミステリのネタが薄いとされているようだが、私にはさっぱりわからん。相変わらず面白かったけどね。

Posted by ブクログ