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不可能犯罪捜査課 創元推理文庫

ジョン・ディクスン・カー(著者), 宇野利泰(著者)

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商品詳細

内容紹介 密室好きにオススメ!「めくら頭巾」が怖くて泣ける
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 1993/11/01
JAN 9784488118013

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商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2010/05/28

カーの短編集。トリッ…

カーの短編集。トリック盛りだくさんで楽しめます。現在の視線から見るとやや古臭く感じるところもありますが、まあ、そこはご愛嬌でしょう。

文庫OFF

2023/12/16

ロンドン警視庁D3課のマーチ大佐の活躍する短編が主の短編集。怪奇的な事件の発端、不可能と思われる事件の真相をマーチ大佐が暴く、古典的といえば古典的なのだが、トリックはスッキリして読後感はいいです。 面白かったのは「空中の足跡」「楽屋の死」 マーチ大佐の登場しない「もう1人の絞刑士...

ロンドン警視庁D3課のマーチ大佐の活躍する短編が主の短編集。怪奇的な事件の発端、不可能と思われる事件の真相をマーチ大佐が暴く、古典的といえば古典的なのだが、トリックはスッキリして読後感はいいです。 面白かったのは「空中の足跡」「楽屋の死」 マーチ大佐の登場しない「もう1人の絞刑士」「二つの死」は法律の解釈やトリックの明快さでいいです。 この作品集は10年前に読んだはずでしたが、忘れており新版を購入してしまい再読しましたが、新鮮な気持ちで読めました。 2023年12月16日読了。

Posted by ブクログ

2022/07/30

 原著1940年刊。ディクスン・カー最初の短編集とのこと。  あまり期待していなかったのだが、結構面白かった。直前に読んだブラックウッドに比較するとかなり文章が上手く、プロットの構成なども巧みで、数段上の作家である。各編の書き出しの文などにも工夫が凝らされている。丁寧な書法に支え...

 原著1940年刊。ディクスン・カー最初の短編集とのこと。  あまり期待していなかったのだが、結構面白かった。直前に読んだブラックウッドに比較するとかなり文章が上手く、プロットの構成なども巧みで、数段上の作家である。各編の書き出しの文などにも工夫が凝らされている。丁寧な書法に支えられて、推理小説としては肝心なものとなるアイディア(トリック)が生き生きとしてくる。 「ありえないもの」として呈示される事象(犯罪)が、真相不在の状態で脈動し、最後に真犯人とその行動が解明され、<不在>が<実在>へと逢着するという本格推理小説の定式は、やはり読んで面白いものだ。  暇つぶしに丁度いいような本だと思った。

Posted by ブクログ

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