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カナリヤ殺人事件 創元推理文庫
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カナリヤ殺人事件 創元推理文庫

S.S.ヴァン・ダイン(著者), 井上勇(著者)

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カナリヤ殺人事件 創元推理文庫

定価 ¥770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 1995/05/13
JAN 9784488103026

カナリヤ殺人事件

¥495

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2025/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

密室のトリックはちょっと幼稚な感じではありますが、出た当時としては画期的だったのでしょうか?(笑)推理ものとしてはパンチは無いですが、ファイロ・ヴァンスのキャラクターやマーカム、ヒースとのやりとりが楽しいです(笑)相変わらず性格はあまりよろしくないです(笑)

Posted by ブクログ

2018/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ヴァン・ダインの第二作  〈カナリア〉という異名をもつ女優が、自室にて絞殺される。容疑者は限定できるが、それぞれにアリバイがあった。また、部屋に侵入したものはいないという電話交換手の証言や不自然に荒らされた部屋が事件を難しくさせていく…。  作中で難しくしているのは、シチュエーションというよりファイロ・ヴァンスだったりする。結果的にはそれでよかったものの、シンプルに「あいつ」が犯人だったとしたら、戦犯ものである。  心理面からのアプローチで、どうやって犯人のアリバイが作り出されたかは二の次。ポーカーゲームで犯人を洗い出してから、さて犯行はどうやって行われたのだろうと犯行現場で神託を受けようとするヴァンスには流石だといわざるを得ない。そして、躊躇いもなく「やらせる」というのは流石の一言。  解説で述べられているとおりだとすると、当時でもこのトリックは既出のものであったということなのだろうか。  このシリーズは、トリックよりヴァンスを愛でるものでないかと思いだしてきた。

Posted by ブクログ

2013/08/30

素晴らしい出来です。と言っても本作は読む人を選びます。カードはUNO、ボードゲームは人生ゲーム、手品はインチキとイメージされる方々から見ればそれは「浅はかな」内容と評価されても仕方がないでしょう。それに井上勇氏の翻訳を読み切るにはそれなりのものが必要ですし。 近年の国内の犯罪を見...

素晴らしい出来です。と言っても本作は読む人を選びます。カードはUNO、ボードゲームは人生ゲーム、手品はインチキとイメージされる方々から見ればそれは「浅はかな」内容と評価されても仕方がないでしょう。それに井上勇氏の翻訳を読み切るにはそれなりのものが必要ですし。 近年の国内の犯罪を見れば状況証拠のみで犯人を特定しているものも幾つかあるようですが、ダイン氏ならどう思うだろうか。ヴァンスならどう真実を導くだろうか、と思う。

Posted by ブクログ