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驟り雨 新潮文庫
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驟り雨 新潮文庫

藤沢周平(著者)

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驟り雨 新潮文庫

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内容紹介 内容:贈り物. うしろ姿. ちきしょう!. 驟り雨. 人殺し. 朝焼け. 遅いしあわせ. 運の尽き. 捨てた女. 泣かない女
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2003/11/01
JAN 9784101247113

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4

33件のお客様レビュー

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2023/04/28

10編の作品だが似たような名前が出てくるので、コンガラって来る 江戸時代に生きる下町の喜怒哀楽をつぶさに描いている 時代を超えて見えてくる人間模様が面白い

Posted by ブクログ

2022/11/23

過去の読書ノート記録第3弾  藤沢周平は、名もなき人々の悲しみに寄り添い、薄いしあわせに寄り添う。 (以下ネットなき時代なので全て自分用覚えです) 『驟り雨』95.1.6読了 藤沢周平著 新潮文庫 440円 85年2月発行 80年単行本 下町市井もの 「贈り物」 作十 渡...

過去の読書ノート記録第3弾  藤沢周平は、名もなき人々の悲しみに寄り添い、薄いしあわせに寄り添う。 (以下ネットなき時代なので全て自分用覚えです) 『驟り雨』95.1.6読了 藤沢周平著 新潮文庫 440円 85年2月発行 80年単行本 下町市井もの 「贈り物」 作十 渡世人 蔵前から駒形町にかかる所で腹が痛くなる。 おうめ 親身な看病。 「かわいそうに、とおうめはつぶやいた。たかがその程度の女なのに、作十は家ものぞいちゃいけないとあたしをかばって、暗いところで一人で死んでいったのだ。おうめはこみ上げてくる涙をあふれるままにしていた」 「人殺し」 伊太蔵 大河の船頭 日斜め長屋 「遅いしあわせ」 両国橋で 免沢町のおもん 「捨てた女」 「病気がぶり返す前に、ふきを探し当てたいものだ、と信助は思った。それが今の信助にとっては、たったひとつののぞみのようだった」 「泣かない女」  お才は黙って道蔵を見返したが、不意に風呂敷包みを取り落として手で顔を覆うと、背をむけて蔵屋敷の塀の下にうずくまった。  お才は声を出して泣いていた。お才の泣き声を聞くのははじめてだった。風呂敷をひろい、雨に濡れたお才の髪と肩が小さくふるえるのをぼんやり眺めながら道蔵は、山藤の店をやめようと思っていた。ほかの店でやり直すのだ。そう思うと、店も、小料理屋で待ってるかもしれないお柳も、遠い景色のように小さく思えた。泣くだけ泣いたお才が、手に取りすがってきたのを、道蔵は振りとって歩き出した。その時になってやっと思い浮かんだことを道蔵は大きな声で言った。「夫婦ってのはあきらめがかんじんだ。じたばたしても始まらねぇ」その言葉をどう受け取ったかは分からなかったが、お才はめずらしく晴々とした表情で道蔵を見上げた。

Posted by ブクログ

2022/10/01

1985(昭和60)年発行、2003(平成15)年改版、新潮社の新潮文庫。10編。解説にある通り、主人公はすべて裏長屋の住人、半ワルな男と不幸な女の組み合わせが多い。そのこともあってか、それ以外の組み合わせに印象深いものが多い。表題作『驟り雨』落語か何かになりそうな話。盗みに入る...

1985(昭和60)年発行、2003(平成15)年改版、新潮社の新潮文庫。10編。解説にある通り、主人公はすべて裏長屋の住人、半ワルな男と不幸な女の組み合わせが多い。そのこともあってか、それ以外の組み合わせに印象深いものが多い。表題作『驟り雨』落語か何かになりそうな話。盗みに入るつもりの家の前での雨宿り中にであう人間たち。そして、ラストシーンの母娘を助けようとする場面で終わるところも余韻がかなり残って素敵です。 収録作:『贈り物』、『うしろ姿』、『ちきしょう!』、『驟り雨』、『人殺し』、『朝焼け』、『遅いしあわせ』、『運の尽き』、『捨てた女』、『泣かない女』、解説:原田康子(昭和60年1月、作家)、備考:昭和55年2月青樹社より刊行された。

Posted by ブクログ

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