かわいそうなぞう おはなしノンフィクション絵本

土家由岐雄【著】, 武部本一郎【画】

• 内容紹介: これは実際にあったことがお話になっています。戦争中、上野動物園で三頭のゾウが殺されました。戦争を知らないこどもたちにその悲惨さと、絶対にそれを繰り返してはいけないということを伝える、強い思いが込めらた名作です。評論家・秋山ちえ子さんが平和への願いをこめてラジオで朗読し、テレビでも紹介されました。
• 販売会社／発売会社: 金の星社/金の星社
• 発売年月日: 1982/08/01
• JAN: 9784323002118

商品レビュー

2024/03/25

私が子ども達と読みたかった本。そして、戦争に関するはじめての絵本。
「どうして死んじゃったの？」と子ども達は一度読んだだけでは理解できないよだった。説明すると「なんで？なんで？」とまた質問。そうだよね。理解できないよね。理解できないほど酷いことするんだよ戦争は。

2023/09/14

今3年生が国語で「ちいちゃんのかげおくり」、5年生が「たずねびと」と戦争関連の勉強に入ったので、いろんな関連本を紹介した。
この本は、途中でかわいそうでたまらなくて、いつも涙が出てしまう、と素直に紹介した。

2023/05/08

小2娘の読みましょうリスト本。
タイトルを聞いた時から話が想像できて、読む前から悲しいような苦しいような感じがした。
読んだ後も、ずーんと残るものがある。

まだ戦争を知らない娘はどう読むのかな。
勝手に動物園の狭い檻に閉じ込めて鑑賞の対象にしておいて、戦争が始まると人間へ危害を加える恐れがあるからと殺すことについて何を感じるんだろう。
人間のエゴや残酷さを知るきっかけになってしまうのかもしれない。