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続 泥流地帯 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2009/11/01 |
| JAN | 9784101162072 |
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続 泥流地帯
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続 泥流地帯
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商品レビュー
4.3
52件のお客様レビュー
困難を乗り越え成長する兄弟の物語が描かれています。兄の拓一は、命をかけて大切な人やものを守ろうとする理想的な存在であり、弟の耕作はその姿に影響を受けて精神的に成長していきます。泥流地帯という厳しい環境の中で、彼らが希望を持ちながら復興に挑む姿勢は、読者に勇気を与えます。物語は、貧困や試練に直面する中でも、家族や周囲の人々の支えを通じて幸せを目指す姿を描写し、希望の光を見出す感動的な結末へと導きます。人間の弱さや葛藤をリアルに描きつつも、救いのある展開が心に響く作品です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
主人公の一人、拓一に…
主人公の一人、拓一に無骨な男らしさを感じます。前作から通して苦難に打ちひしがれ続けた彼にも、ささやかながら”救い”に類したものが用意されており、読む側にとっても救いになりました。
文庫OFF
三浦綾子さん著「続•泥流地帯」 「泥流地帯」の続編、下巻にあたる。 「泥流地帯」のレビューにも書いたが35年振りの再読となる。 感想を先に書いてしまえば物語としては著者の作品「氷点」や「塩狩峠」「銃口」の方が登場人物達の描かれ方や描かれていくその人生等を含めれば濃厚で面白いかも...
三浦綾子さん著「続•泥流地帯」 「泥流地帯」の続編、下巻にあたる。 「泥流地帯」のレビューにも書いたが35年振りの再読となる。 感想を先に書いてしまえば物語としては著者の作品「氷点」や「塩狩峠」「銃口」の方が登場人物達の描かれ方や描かれていくその人生等を含めれば濃厚で面白いかもしれないと感じた。 今回の「泥流地帯」、素晴らしいのが作品の持つストーリーテリング。 人間の人生において考えがちな「善因善果と悪因悪果」に焦点を合わせて描かれている物語。 このテーマをこの様な物語として描いた著者の力量は流石としかいいようがない。 「善因善果」「悪因悪果」 これって仏教系の教えの一種なのだろう。 善い行いを行えば現世もしくは来世で善い結果が生まれ、悪い事を行えばその逆になるという教え。 日本人の道徳心の中に自ずと潜んでいるこの考え方は世界の中ではかなり独特なものなのかもしれないと感じさせられる。 考え方に良い悪いはあるだろうが、自分はこの独特な道徳感が好きだ。 考え方として結果先行では決してないのだが、人とのコミュニケーションや社会の中では全てが「自因自果」、ならば「善因善果」こそが望まれる「因果応報」だろう。 著者はこれをクリスチャン独特の解釈を持って一石を投じてきている。 決して否定している訳ではなく、神の前では人間は不完全でそう考えることこそ人間の愚かさの一つなのだというメッセージに感じられた。 確かにそういう視点で見てみればそうなのかもしれない... 人間は不完全だからこそそういった考え方をしてしまう気もする。 だけれども「善因善果」「悪因悪果」のその考え方を否定できない。 自分はこの作品を読んでなお、それらは道徳心として素晴らしいものだと感じてしまう。 先程も書いたが日本人の持ち合わせている一つの美徳のような気がしていて誇らしくも感じている。 物語以上に考えさせられる作品だった。 これって答えがないもの。果てしなく考えられるもの。 各々の宗教の始まりってこういった答えのない「問」からはじまっていったのではないだろうか?って感じられる。 昨日、今日、明日、明後日と毎日のように考えればその時その時で考えが変わっていきそう。それくらい曖昧で毎日のように「問」にはなるがその「答」は実体をもたずそれがまた「問」になる無限のループなのだろう。 人間はそう考えればやっぱり不完全だろう。そういった意味では人間は愚かだが、その愚かさもまた人間の持つ愛すべき一つの持ち味だとも思う。 当然AIもこの件に関しては不完全。 そうなるとやはりこれらの「問」こそきっと人外の領域なのだろう?と感じられた。
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「上・下」巻でなく「正・続」タイトルの意味するところも考えさせられる 個人的には「続」を読んで、この小説の深さに近づけた気がする
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