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剣客商売 十 春の嵐 新装版 新潮文庫
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剣客商売 十 春の嵐 新装版 新潮文庫

池波正太郎(著者)

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剣客商売 十 春の嵐 新装版 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2003/01/20
JAN 9784101157405

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商品レビュー

4

26件のお客様レビュー

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2024/02/17

▼剣客商売シリーズを特に予備知識なく読んできまして。このシリーズは基本的に「連作短編」です。鬼平犯科帳もそうです。そうなんだけどこの十巻を読み始めてしばらくして、「あ、これ長編だ」。 ▼いきなり壮大なネタバレを書きますが、 要は ・秋山大治郎を名乗って次々に殺人...

▼剣客商売シリーズを特に予備知識なく読んできまして。このシリーズは基本的に「連作短編」です。鬼平犯科帳もそうです。そうなんだけどこの十巻を読み始めてしばらくして、「あ、これ長編だ」。 ▼いきなり壮大なネタバレを書きますが、 要は ・秋山大治郎を名乗って次々に殺人を繰り返すヤツがいる。 ・それも、秋山大治郎と田沼意次の関係を知ってか、わざわざ田沼の家来や、 あるいは田沼と犬猿の仲の松平定信の家来を殺す。 ・当然大治郎も疑われるし、いろいろガタガタしてくる。 ・結局、黒幕は「徳川一橋家」だった。一橋家が、今権力者の田沼と、ライバルの定信の間を翻弄して、次期将軍の座を狙いたい・・・みたいな。 ・最後は小兵衛が犯人と戦って勝つ。 ▼なんだかなあと思うくらい、ミステリ的に「何も分からない状況」に客を置いてけっこうな分量が進みます。そして、毎回思うけど、結局は岡っ引きの弥七と徳次郎の「尾行」、または色々な偶然で徐々に真相が分かる。 ▼池波さんのものは全般、歯ごたえが物足りないような気がしつつも味わいがまろやかで楽しめてしまう。今回も同様だった。

Posted by ブクログ

2023/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長編。芳次郎が一矢報い、それが大いに貢献した結末を迎えるのがよい。一橋の関与はこの程度でよいが、戸羽平九郎についてはもう少し書いてほしかった。

Posted by ブクログ

2023/05/22

<目次> 略 <内容> 『剣客商売』の第一長編。秋山大治郎の偽物が辻斬りを繰り返す。それは御三卿一橋家の陰謀であった。秋山小兵衛が脇キャラを総動員しつつ、事件を解決していく(特に傘徳は大活躍!)。読み始めると止まらない…

Posted by ブクログ

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