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失敗の本質 日本軍の組織論的研究 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
| 発売年月日 | 1991/08/09 |
| JAN | 9784122018334 |

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失敗の本質
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失敗の本質
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商品レビュー
4.2
640件のお客様レビュー
『失敗の本質』は、前半で日本軍の6つの失敗事例を取り上げ、後半でそこから失敗の本質と教訓を抽象化していく構成になっている。 大東亜戦争における日本軍の研究パートは非常によくまとまっており、単純に戦史として読んでも楽しめる内容だった。一方、後半は個別の戦史から組織論へと抽象化して...
『失敗の本質』は、前半で日本軍の6つの失敗事例を取り上げ、後半でそこから失敗の本質と教訓を抽象化していく構成になっている。 大東亜戦争における日本軍の研究パートは非常によくまとまっており、単純に戦史として読んでも楽しめる内容だった。一方、後半は個別の戦史から組織論へと抽象化していくため、やや強引に感じる部分もあったが、全体としては納得しやすい理論として整理されていると感じた。 個人的に最も印象に残ったのは、日本軍が過去の成功体験に適応しすぎ、「過学習」のような状態に陥っていたという見方である。 これは現在のAIにも通じる考え方だと思った。AIは学習データに対して過度に最適化すると過学習を起こし、未知の状況に対応できなくなる。そのため、単に学習を続けるだけでなく、学習したものを捨てたり、一般化したりすることが重要になる。 それと同時に、その考えは人間や組織にも当てはまるものなのだと気付かされた。 「経験から学ぶ」ことは重要だが、経験を絶対視すれば、それ自体が新しい環境への適応を妨げる。過去の成功を学習するだけでなく、必要に応じてその学習を棄却することもまた、成長には必要なのだと教えてくれた一冊だった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
第3章がキーメッセージ。日本史の知識が浅いので第1章は読み進めるのに少し苦労した。 本質は古さを感じさせないものであり、それはつまり、日本の組織の持つ課題が初版刊行の1991年から30年以上改善できていないことの表れなのだと思う。 適応しすぎた結果、適応できなくなる とはまさに今の企業の課題であると感じる。平時に最適化されたマニュアル、仕組み、体制で思考停止状態で通常業務が回っており、いざ何か起こった時に、そこからグランドデザインを描いて切り開ける人材が不足している。それがこの失われた30年と呼ばれる停滞を引き起こし、なお打開策が見えずにいる原因なのだろう。ではなぜそうなってしまうのか。個人的には教育に課題があるのではと感じているが、本書ではこの背景まではスコープ外であった。 歴史に学ぶべきであり、多くの人が手に取るべき本かと思う
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この本の初版が1991年であることを考えても色あせていないというのが率直な感想です。一章は戦争の事例のため読みにくさはあるが、二章以降は本のタイトルにある核心部分となります。特に三章の後段で日本における企業経営について書かれていることはそのとおりだと感じました。特に単一民族は、異...
この本の初版が1991年であることを考えても色あせていないというのが率直な感想です。一章は戦争の事例のため読みにくさはあるが、二章以降は本のタイトルにある核心部分となります。特に三章の後段で日本における企業経営について書かれていることはそのとおりだと感じました。特に単一民族は、異質なものを受け入れることに慣れていないのと、場の空気を読みすぎることも影響しているのだと思いました。
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