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氷輪(下) 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
| 発売年月日 | 1984/10/10 |
| JAN | 9784122011601 |

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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
面白かった。 上巻は、鑑真が歩んできた仏教についての記述が多かったのでなかなか難しかった。 仏教に関して勉強しなきゃなと思った。 唐から日本に来てからの鑑真たち唐僧の 足取りは資料が少ない中、 永井さんの小説ではたくさんの資料から、 当時の政治情勢から読み取るのがすごいと思った...
面白かった。 上巻は、鑑真が歩んできた仏教についての記述が多かったのでなかなか難しかった。 仏教に関して勉強しなきゃなと思った。 唐から日本に来てからの鑑真たち唐僧の 足取りは資料が少ない中、 永井さんの小説ではたくさんの資料から、 当時の政治情勢から読み取るのがすごいと思った。 そうして描かれた鑑真たちの歩みが、 まるでさっきまで目の前にいたかのように感じるくらい鮮明だった。 この小説は、鑑真たち唐僧と、日本の僧たち、 奈良朝廷である聖武天皇、藤原仲麻呂、孝謙天皇など様々な角度から当時の仏教を描く。 歴史の教科書では1ページあるか、ないかの出来事が一つ一つの積み重ねからやがて大きな転機をもたらすのは、歴史の常である。 そこを垣間見、想像し、想いを馳せるのは 歴史の醍醐味であると思う。 今度の奈良への訪問時は、 唐招提寺に行き、鑑真像を見てみたいな
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氷輪、下巻は私にとっていきなりセンセーショナルな一文から始まる。 鑑真は本当に盲目だったのだろうか。 昨年読んだ司馬遼太郎の「坂の上の雲」並に、 永井路子その人の探求とそこから来るオリジナリティ史観に溢れるこの作品の、下巻をはじめるにこれほど目を惹く一文はなさそうな気がする。...
氷輪、下巻は私にとっていきなりセンセーショナルな一文から始まる。 鑑真は本当に盲目だったのだろうか。 昨年読んだ司馬遼太郎の「坂の上の雲」並に、 永井路子その人の探求とそこから来るオリジナリティ史観に溢れるこの作品の、下巻をはじめるにこれほど目を惹く一文はなさそうな気がする。 著者は「正倉院文書」に収められている書の中の、鑑真の書状と伝えられる実物に、東博の特別展で思いがけず出会い、その筆の運びの力強さに、盲目な鑑真にこの執筆が可能なのか?と疑問を抱く。 この問いには、いろいろな学説を引いたり、その展覧会で得た図版を改めて眺めたり、東博の関係者に話を聞いたり、自分でも実際に書いてみたりしながら、探求していくのだが、一時が万事このような手法で1200年前の歴史を紐解いていく。 こうやって羅列すると、学生時代のわたしなら間違いなく退屈しそう。 ところが、ここのところ自分史上最大の歴史ブームの最中にあっては、面白く読めてしまうのが少し誇らしい笑 特に道鏡登場後の女帝の動き、仲麻呂との戦いについては、毒舌的な部分もかなり多いが、それでも愛に満ちている筆の運びがとりわけ面白かった。これは里中真智子さんの「女帝の手記」によるところも大きい。 小説と漫画で媒体は少し違うが、比べてみると、道鏡事件のそれぞれの解釈の違いもまた興味深く、自ずと自分の考察も捗った。 さて、 ところでこの作品の主眼はどこにあったんだろう。 鑑真のもたらした、戒を重視する本場の仏教が、どのように日本で根付いたのか、あるいは根付かなかったのか。 波濤を越えて、失明しながらも老齢で来日した鑑真の、それに付き従い奔走した唐僧たちの、奮闘の物語…だけではない。 聖武から仲麻呂、称徳・道鏡の、時代のうねりも見事に織り込み、またそこに永井路子流の解釈も混ぜ込んだ、奈良時代中期から後期にかけての日本の歴史を見事に描いている。 遣唐使、日本から唐へ人を派遣する過酷さについても言及されており、 そこに関するドラマも描き…、 まあそりゃ、上下巻になるわな。 この小説を再読するきっかけになったCOTEN RADIOではさらに、 物語に登場する碧眼の唐僧、如宝と空海の関わりや、鑑真が唐からもたらした天台仏教に最澄が傾倒したという事にも言及していた。 天台宗は後の鎌倉仏教にも大きな影響を与えるので、歴史をさらに俯瞰すると、鑑真のもたらした影響の大きさは、永井路子が語るこの小説以上のものがあると言っていいと思う。 やっぱり、歴史には一言ではであらわせない魅力がある。 かえすがえすももっと早くこの面白さに気づいていたらな、と思わずにはいられない。 なんにせよ、ここ数ヶ月の読書や視聴で、 唐招提寺に行って鑑真像を観る! という目標ができた。 大人になってから知る歴史の面白さは、ある程度のことなら自分で行動して探求できるって事かもしれないな。 余談。 備忘録として書いておくが、中央文庫下巻59頁に、 ついでにいうと三千代の称号は、文武の生母宮子(不比等の娘)にひとしい。 と、あるが、宮子は文武の夫人で、聖武の生母なのでは? 誤植なのか、わたしの読み違いか…。
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孝謙と道鏡の男女の仲については、高校の歴史の授業で聞いたのを思い出した。永井路子の描く八世紀後半はそんなゴシップとはレベルが違った。仏教と政治の時代が日本の骨格を作っていく。今の日本の原型はこの時代に作られたなと。次は「炎環」を読んでみよう。
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