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飢餓海峡(下) 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/11/01 |
| JAN | 9784101141251 |
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飢餓海峡(下)
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
効を成し遂げた主人公…
効を成し遂げた主人公には、殺人犯としての過去があった。重い世界観が魅力的です。
文庫OFF
凄く面白かった。一気読み。 だけどどうしても疑問。葛城時子を訪問した親戚を名乗る男は結局誰なのよー。そこに触れられず終わるのはミスなんですかね。なので星3つです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2025/9/18読了(再読) 下巻は、犬飼多吉こと樽見京一郎と、その過去を暴こうとする執念の刑事たちの物語にスイッチ。その捜査の過程で描かれるのが、八重も京一郎も囚われていた、真面目に働いても報われず、抜け出せない貧困の構造である。本作が発表されたのが高度経済成長期只中の昭和38年。そこから更に10数年で、大部分の国民が中流を自認する「一億総中流」社会になり、京一郎が犯罪に手を染めてまで這い上がってきたような圧倒的貧困は過去のものだった筈。それが、バブルが弾けて景気が悪くなって30年余り、「格差社会」という言葉が当たり前のように使われ、親の収入で子供の教育等々の機会にも差が付き、世代を越えて格差が固定化されていくような世の中に戻ってしまっている……? としたら、日本人は何処で何を間違えたのだろう? 尚、10年越しの執念の捜査で証拠をかき集めてきた捜査陣には申し訳ないが、京一郎の犯罪を直接に証明出来るほどの物証までは出ず(そう言えば、八重の親戚を名乗っていた男は結局誰だったの?)、最後に情に訴えて“落とす”ところは、自らの野望・欲望の為に平気で他人を踏みつけにする平成以降のサイコパス共を読み慣れた者にはやや不満も残る。が、京一郎がそこまでのクズなら、行きずりの八重に大金をあげたりしないだろうし、それではお話が成立しなくなるので、これは仕方ないところか。でも海に身を投げての最期は、起業しての地域振興然り刑余者更生事業への寄付然り、自分の勝手な都合・解釈で“罪を償ったつもり”で逃げただけと、どうしても思ってしまうのである。
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