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影の地帯 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2005/04/01 |
JAN | 9784101109220 |
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影の地帯
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影の地帯
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
ブックオフオンラインから届いたこの文庫本を手にした時、ウワー分厚いなぁと思い、読んでいる時は大袈裟でなく左手首が疲れました。 ひっさしぶりの松本清張作品。 なので清張作品というのはこんな感じの文章だったかなあと思いながら読み進み、清張氏の社会派っぽさより俗っぽい雰囲気が強いのかも...
ブックオフオンラインから届いたこの文庫本を手にした時、ウワー分厚いなぁと思い、読んでいる時は大袈裟でなく左手首が疲れました。 ひっさしぶりの松本清張作品。 なので清張作品というのはこんな感じの文章だったかなあと思いながら読み進み、清張氏の社会派っぽさより俗っぽい雰囲気が強いのかもしれないと感じつつそれでも複雑に絡んだ謎に引き込まれてほぼ一気読みしたのですが死体の処置方法や大団円で犯人が犯行の手順を得意げに語る部分はテレビドラマ化された江戸川乱歩作品の匂いを感じました。 昭和36年に刊行されたとなっていますから今から62年前か。 かつての名作に出会うたびに思うことは、この作品の時代に携帯電話があったならどういう展開になっていたんだろうという事です。 (p471) 例えば主人公が旅館の電話を借りて東京へ長距離電話をかける場面では 「先方が(電話に)出てくるには、一時間ぐらいはかかるだろう」 というようなことになっている。 ハンドルを回して使う電話機で交換台を通して繋ぐのだろうなあ。 そして旅先から友人に調査の進捗状況を伝えたりするのに手紙を用いている。 今ならばふと思いついたことを伝えたり友人の身に降りかかる危険に気付けば携帯電話で注意できるのだが。 今こういった作品を現代風にテレビドラマ化すると携帯電話の存在をどう織り込んでいくのだろう。 観てみたいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長野を舞台に鉄路を行き来、先日巡った土地も多く実感を持って読み進めることができた。土地も東京から行きやすいが人口の少ない山中の湖という実用に基づいた選び方であり、大変しっくりくる。変に伝説や言い伝えを重視することなく、無理ない設定であり、内田康夫よりも好きなところ。さらに田舎の地形や人々、街並みなどの描写が丁寧、松本清張、全部読みたい 一介のカメラマンが巻き込まれる事件としては規模が大きすぎるという点で異例なのかな、刑事が主人公ではないだけに意外というところ
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昭和34年から地方新聞に連載された長編作品。名所の各地湖畔を舞台に、最後の結末も松本清張ならではのサービス精神満載。TV2時間サスペンスドラマには、打ってつけの作品。
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