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花のれん 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2005/04/01 |
| JAN | 9784101104034 |

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商品レビュー
3.7
91件のお客様レビュー
吉本興業の女主人がモ…
吉本興業の女主人がモデルとされる小説です。舞台は大阪。明治の終わりから大正、昭和を駆け抜けたヒロインの哀しさと、強さと、最期。ビジネス小説としても恋愛小説としても読みどころ多く、分量も手軽です。
文庫OFF
1958年、第39回直木三十五賞受賞作。『白い巨塔』『大地の子』『華麗なる一族』など代表作がたくさんある山崎豊子さんの出世作であり、傑作小説。大阪に生まれ、若くして夫に先立たれ、商売に命を捧げた女性・多加のど根性の生涯を描いている。 明治末期、堀江の米問屋の次女として生まれた多...
1958年、第39回直木三十五賞受賞作。『白い巨塔』『大地の子』『華麗なる一族』など代表作がたくさんある山崎豊子さんの出世作であり、傑作小説。大阪に生まれ、若くして夫に先立たれ、商売に命を捧げた女性・多加のど根性の生涯を描いている。 明治末期、堀江の米問屋の次女として生まれた多加は、お見合いにより船場の呉服問屋・河島屋に嫁ぐ。義父が急死してしまい、夫の吉三郎が二代目の店主となったが、商売に身が入らず、多加が店を切り盛りしていた。吉三郎は「借金返済のための金策に行く」などと言って常に外出し、寄席を見に行っていた。寄席小屋で落語を見て笑い、終わると芸人を連れて飯を食いにいく生活。しだいに借金が返せなくなり、持っていた株も暴落し、河島屋を潰してしまう。 多加は愛想をつかすが、生活が苦しく、育児もままならなくとも、別れを選ぶことはない。むしろ「そんなに笑いが好きならば、寄席小屋を経営したらどうか」と提案するのだった。戸惑う吉三郎に「やる前から失敗することを考えるもんがあるか!」とピシャリ。それから天満の寄席小屋を買い取り「天満亭」と名づけた。初めは有名な落語家を呼ぶことができずに集客に苦戦するが、多加の発案で、店先で冷やし飴を売るなどして、次第に人気を得るようになった。 しかし、商売が軌道に乗るのとは裏腹に、夫の吉三郎の不倫が発覚。恥ずかしいことに、吉三郎は愛人宅で情事の途中で心臓麻痺で死んでしまう。葬式では気丈に振る舞った多加は、ここからさらに商売を加速させていく。そろばん片手に、多くの寄席を買収し、芸人の販路を拡大し、その頃はやっていた「安来節」を出雲まで出向いて買い付ける。大阪の寄席小屋の多くには、多加が経営していることを示す花菱模様の『花のれん』が付けられていた。さらに話を持ちかけられ、なんと通天閣まで買収する。多角経営の果てに笑いが根差した土地のシンボルまで手に入れ、落語だけでなく漫才の公演も多く手がけるようになる。しかし戦争が始まってしまい……。 大阪の町を笑いで包み込むことに人生を賭けた、豪快な浪速女の一生。めちゃくちゃ面白かった。もちろんこの創業物語にはモデルとなった女性がいて、名前を吉本せいという。夫が創業し、彼女が成長させた会社は弟に引き継がれ、吉本興業として今も残っている。(小説なのでフィクション部分や時系列が違うところもあるみたい)
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大阪商人の根性を女興行師の姿に重ねて描いた1958年第39回直木賞受賞作。 夫が作った借金を背負った状態から、逆境に抗い次々と商売に打って出る姿が勇ましくも見え、また商売に対する目利きが素晴らしいとも感じる。自分が「よい、これは売れる」と思ったものには、自ら足を運び、成功を収...
大阪商人の根性を女興行師の姿に重ねて描いた1958年第39回直木賞受賞作。 夫が作った借金を背負った状態から、逆境に抗い次々と商売に打って出る姿が勇ましくも見え、また商売に対する目利きが素晴らしいとも感じる。自分が「よい、これは売れる」と思ったものには、自ら足を運び、成功を収めてからも常に現場に出て第一線で活躍する姿が頼もしい。戦前戦後の男性優位の時代にあって、この活躍は素晴らしいとも思うし、またそれを卑屈に思うこともなく支える人達もまた素晴らしいと感じる。これがカリスマ性だとも思う。
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