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新編 宮沢賢治詩集 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/04/01 |
| JAN | 9784101092072 |
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新編 宮沢賢治詩集
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商品レビュー
4.3
50件のお客様レビュー
読んでいると様々な事物に対する感じ方や感性に深く共感する一方、自分の感じとることの無かった豊かな感性に対する畏敬の念が湧いてくる。 ただこの当時の語彙や文体、また時代背景についてはほとんど調べずに読んだので、正直正しく理解して読めてはいないと思う。ほぼ感覚で読みました。 ・真空...
読んでいると様々な事物に対する感じ方や感性に深く共感する一方、自分の感じとることの無かった豊かな感性に対する畏敬の念が湧いてくる。 ただこの当時の語彙や文体、また時代背景についてはほとんど調べずに読んだので、正直正しく理解して読めてはいないと思う。ほぼ感覚で読みました。 ・真空溶媒 景色の描写、というかそこから得る感覚の描写はリアルなのに、状況は夢みたいに二転三転するのが不思議な感覚で面白かった。 ・蠕虫舞手 繰り返される「8、γ、e…」の文が声に出さずとも頭の中で繰り返すだけで癖になる心地よさ。 ・林学生 内容は教養を感じる一方、文体には幼さを感じて、その相違する文章の感じがなんか面白くて好きだった。あと機関車の音に関する問答は童話のクラムボンを思い出した。 ・北上川は螢気を流し 会話とそこから見える思想が面白い。 ・落葉松の方陣は 虫達の自由自在な飛び方を公算論でははかれないと表したり、情に富む者は飛んでいる虫一匹ごとに伝記を書くだろうという感性の豊かさとユーモラスさがなんか良くてすごい好き。 ・国立公園候補地に関する意見 ちょっと意地悪な文章だけど興趣があって面白い。 ・わたくしどもは とても平穏ななんでもない描写から最後3行の急な暗転が変にスムーズで、より死の身近さと不条理さを感じて胸がぎゅんとなった。 ・丁丁丁丁丁、何かしらの 印刷文字でも強い意思を感じて怖かった。 ・雨ニモ負ケズ 昔読んだときは綺麗事として他人事だったけど、今改めて読むとこんな風に高潔で善良な人になりたいという気持ちがよく分かる。
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詩、というものに憧れはあるのだけれど、同時に難解だという苦手意識もあって、買ってはみたものの読んでいないという本を何冊か持っている。 この本もその一冊だったけれど、長い時期をかけて、やっと通して読み終わる事ができた。 宮沢賢治が、「心象スケッチ」という言葉で表していた文章を実際...
詩、というものに憧れはあるのだけれど、同時に難解だという苦手意識もあって、買ってはみたものの読んでいないという本を何冊か持っている。 この本もその一冊だったけれど、長い時期をかけて、やっと通して読み終わる事ができた。 宮沢賢治が、「心象スケッチ」という言葉で表していた文章を実際読んでみて、なるほど、と合点がいった。 目の前に浮かんでくる風景や、妄想か幻覚なのではないかと思われる映像や、心で感じていること、頭で考えていること、学生たちとフィールドワークに出かけ、声をかけたり、何か教えたりする会話文、そういったものが次々と描かれていく。 賢治の中を流れている怒涛の文章、のような感じ。 ぼく星と呼ばれるドラマで、主人公が同僚の教師から『春と修羅』を勧められて借りて読んだエピソードがあった。 貸してくれた先生に感想を聞かれ、何か強い怒りのようなものが感じられる部分があって、それが少しきつかった・・・ような事を、繊細な主人公が答えていた覚えがある。 これも、読んでみてなるほどと合点。私の勝手な思い込みかもしれないけれど、「永訣の朝」から続く、妹・トシの死をめぐって書かれているであろう何編かの詩の事ではないか? 悲しみと同時に、なぜ妹が若くして死ななければならないのか、という理不尽さに対しての強い怒りを感じる。 生物、化学の専門用語、外国語がたくさん出てきて、それも賢治の世界を形作る重要な要素なのだが、注解のページにもしおりを挟んで行ったり来たりして読んだ。 後半に行くにつれて、私にとっては入って来ないものが増えてきて、やっぱり詩は難解だなあと感じた。 そこに、読み慣れた〔雨ニモマケズ〕が登場してホッとした。 読書のテレビ番組で、時々朗読をしてくれるけれど、詩は、目で文章を追っていくより、朗読を聴くのが心地良いと感じる。 自分で読んでいるとどうしても先を急いでしまう。 詩は、ゆっくりと行間や句読点をあけて間合いをとる方がいいと思う。 『心象スケッチ 春と修羅』より 永訣の朝 「春と修羅 第二集」より 「春と修羅 第三集」より 詩ノート より 詩稿補遺 より 「疾中」より 「文語詩集」より 「三原三部」より 「東京」より 補遺詩篇 より 〔雨ニモマケズ〕 歌曲 より 星めぐりの歌
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1991年刊。新潮文庫の新編、いわば決定版。『春と修羅』、幻のその第二集と第三集、文語詩稿や補遺詩稿(「雨ニモマケズ」など)を収める。 『春と修羅』の出版は1924年、賢治28歳の時。自費出版で、売れなかったとか言われる。でも、辻潤は読売新聞のコラムで二度とりあげたし、佐藤惣之助...
1991年刊。新潮文庫の新編、いわば決定版。『春と修羅』、幻のその第二集と第三集、文語詩稿や補遺詩稿(「雨ニモマケズ」など)を収める。 『春と修羅』の出版は1924年、賢治28歳の時。自費出版で、売れなかったとか言われる。でも、辻潤は読売新聞のコラムで二度とりあげたし、佐藤惣之助も雑誌の展望記事のなかでとりあげた。中原中也は書店に残っていた数冊を買い漁り、中国にいた草野心平は読んで瞠目した。読むべき人は読んでいたのだ。 『春と修羅』、その詩篇の並べ方には溜息が出る。春と修羅から、小岩井農場、岩手山、青森挽歌や銀河ステーションまで。その間に、あの「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」がおかれている。 第二集以下では、「岩手軽便鉄道七月(ジャズ)」がいい。スピード感あふれる詩句のリズム。内容的には、童話「シグナルとシグナレス」や「銀河鉄道の夜」につながる一篇。すでに『春と修羅』中には、「この冬の銀河軽便鉄道」というフレーズも見える。銀河を走りゆく軽便鉄道か……
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