1,800円以上の注文で送料無料

奔馬 豊饒の海 二 新潮文庫豊饒の海第2巻
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-06-07

奔馬 豊饒の海 二 新潮文庫豊饒の海第2巻

三島由紀夫(著者)

追加する に追加する

奔馬 豊饒の海 二 新潮文庫豊饒の海第2巻

定価 ¥990

440 定価より550円(55%)おトク

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2002/12/01
JAN 9784101050225

奔馬

¥440

商品レビュー

4.2

171件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

『豊饒の海』の第二巻…

『豊饒の海』の第二巻『奔馬』。読者に衝撃を与える、さすがは三島由紀夫という作品。『春の雪』あっての本作だが、『奔馬』の方が良かった。恋に殉じた若き松枝清顕、その転生として登場し同じく若くして志に殉じた飯沼勲。彼ら行動者を傍らに見ながら年を重ねていく本多。その本多と同じく年を重ねる...

『豊饒の海』の第二巻『奔馬』。読者に衝撃を与える、さすがは三島由紀夫という作品。『春の雪』あっての本作だが、『奔馬』の方が良かった。恋に殉じた若き松枝清顕、その転生として登場し同じく若くして志に殉じた飯沼勲。彼ら行動者を傍らに見ながら年を重ねていく本多。その本多と同じく年を重ねる自らに三島は何を思ったか!三島由紀夫は本多としての冷静な目を持っていたにもかかわらず、その最期は行動者としての最期だった。今も何処かに三島の転生が存在している

文庫OFF

2010/05/28

「転生」を描いた三島…

「転生」を描いた三島由紀夫の晩年の代表作。幽美な筆致も極まり、読んで損することはありません。

文庫OFF

2025/12/14

転生モノが溢れかえる昨今、豊饒の海の四巻は戦後の転生モノとしては代表的な作品であろう。 元々、四巻を通じて「浜松中納言物語」を典拠として書かれている。 その物語は、夢と転生から始まる。 さすがに異世界転生までは行かないが、その代わりに豊饒の海は四巻を通じて、著者によって時間が非...

転生モノが溢れかえる昨今、豊饒の海の四巻は戦後の転生モノとしては代表的な作品であろう。 元々、四巻を通じて「浜松中納言物語」を典拠として書かれている。 その物語は、夢と転生から始まる。 さすがに異世界転生までは行かないが、その代わりに豊饒の海は四巻を通じて、著者によって時間が非常に強く意識されている。 第二巻、「奔馬」は、美しくも優柔不断だった松枝清顕が、著者の他作品「剣」などに現れる一本気で、逞しいタイプの飯沼勲へと時を経て引き継がれ、転生の徽をそこに、清顕の友人であった、本多繁邦が見る。 豊饒の海、全体を通じて転生する主人公の物語でもあり、ここからは本多の見た物語、だとも言えよう。 和魂が荒魂へと見事に転生し、現れるキャラクターも多彩だ。 佐和という中年塾生、第一巻にも現れる下宿屋の老人、そして歌人・鬼頭槇子という年上の女性の、勲への裏返しの、猛々しい愛、などなど。 筆が走っている。第一巻と同じく、更にも増して力が入っている。 物語的に右翼的だとか、忌避する人もいるだろう。 ただ単に転生モノの戦後の走りとして、読めばいい。 何度も繰り返し読み、そのたびに新たな発見が第一巻、二巻を通じて現れる、稀有な作品。

Posted by ブクログ