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奔馬 豊饒の海 二 新潮文庫豊饒の海第2巻
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2002/12/01 |
JAN | 9784101050225 |
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商品レビュー
4.2
157件のお客様レビュー
『豊饒の海』の第二巻…
『豊饒の海』の第二巻『奔馬』。読者に衝撃を与える、さすがは三島由紀夫という作品。『春の雪』あっての本作だが、『奔馬』の方が良かった。恋に殉じた若き松枝清顕、その転生として登場し同じく若くして志に殉じた飯沼勲。彼ら行動者を傍らに見ながら年を重ねていく本多。その本多と同じく年を重ねる...
『豊饒の海』の第二巻『奔馬』。読者に衝撃を与える、さすがは三島由紀夫という作品。『春の雪』あっての本作だが、『奔馬』の方が良かった。恋に殉じた若き松枝清顕、その転生として登場し同じく若くして志に殉じた飯沼勲。彼ら行動者を傍らに見ながら年を重ねていく本多。その本多と同じく年を重ねる自らに三島は何を思ったか!三島由紀夫は本多としての冷静な目を持っていたにもかかわらず、その最期は行動者としての最期だった。今も何処かに三島の転生が存在している
文庫OFF
「転生」を描いた三島…
「転生」を描いた三島由紀夫の晩年の代表作。幽美な筆致も極まり、読んで損することはありません。
文庫OFF
二作目以降は初読。前作に引き続き、若者の強烈な自己陶酔の物語だが、今作は右翼少年の"革命"を描くだけに、誰しもそこに作者の最期をだぶらせるだろう。正直良い歳してよくも作中で飯沼少年の語る「純粋さ」をこうも練度高く描写できるものだと擦れた感想になってしまうが、三...
二作目以降は初読。前作に引き続き、若者の強烈な自己陶酔の物語だが、今作は右翼少年の"革命"を描くだけに、誰しもそこに作者の最期をだぶらせるだろう。正直良い歳してよくも作中で飯沼少年の語る「純粋さ」をこうも練度高く描写できるものだと擦れた感想になってしまうが、三島の中には死ぬまでその心があり続けたのだろうか。にしても、映画のように印象的なラストシーンだ。
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