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津軽通信 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:短篇集 ア、秋.女人訓戒.座興に非ず.デカダン抗議.一燈.失敗園.リイズ. 黄村先生言行録.花吹雪.不審庵.津軽通信.未帰還の友に.チャンス.女神.犯人.酒の追憶 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2004/10/01 |
| JAN | 9784101006154 |
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津軽通信
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商品レビュー
3.6
23件のお客様レビュー
久しぶりの太宰さん。 『津軽通信』は、疎開先の津軽の生家での思いが綴られている。ふとした文章の中から、気は弱くても想いは強い太宰治の人柄が伝わってくる。 『黄村先生言行録』シリーズは、山椒魚に夢中な黄村先生の言行を記録したというもの。ユーモラスに描かれており、井伏鱒二師への愛を感...
久しぶりの太宰さん。 『津軽通信』は、疎開先の津軽の生家での思いが綴られている。ふとした文章の中から、気は弱くても想いは強い太宰治の人柄が伝わってくる。 『黄村先生言行録』シリーズは、山椒魚に夢中な黄村先生の言行を記録したというもの。ユーモラスに描かれており、井伏鱒二師への愛を感じちゃったな。 『チャンス』や『女神』などの短篇は、太宰治が言いたいことがギュッと詰まってる感じがして、短篇だけど読み応えがあった。え?!そこまで言っちゃっていいの?と思うようなことまで書かれていて、なかなか面白かった。 太宰治の人柄が光る一冊だと思う。
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執筆された時期が30歳過ぎとはいえ(自殺する数年前だったりわずか数か月前だったり)、やはりデカダン抗議・故郷津軽を描写させた太宰治はどうにもこうにも素晴らしい。嘘はじめに、あと戦中戦後の酒がのめない環境で酒ほしさにいろいろする行動もいかにも太宰。寄せ集めながら私は短編集もけっこう...
執筆された時期が30歳過ぎとはいえ(自殺する数年前だったりわずか数か月前だったり)、やはりデカダン抗議・故郷津軽を描写させた太宰治はどうにもこうにも素晴らしい。嘘はじめに、あと戦中戦後の酒がのめない環境で酒ほしさにいろいろする行動もいかにも太宰。寄せ集めながら私は短編集もけっこう好きなので実は嬉しい。頑固で間の抜けた老人、黄村先生シリーズなんか私はとても気に入ったキャラなのでもっと創作してほしかった。雀は遊女との関係はかくあるべしという理想論なのか実話なのかあえて曖昧な所も太宰。ミステリー調の犯人と女神、新境地なのかもしれないが、太宰よりもほかの作家のほうが強いジャンルなので、この路線は太宰にはしんどいだろう。結語:太宰と津軽の相関はアタリ
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登場人物や語り手の息遣いがすぐ側に感じられた。奇を衒った、技法に酔った、作者の独り善がりの創作ではなく、誤魔化しのきかない文章の巧みさによって、短編の世界に引き込まれた。
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