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ムーミンパパの思い出 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1980/03/01 |
| JAN | 9784061381032 |
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ムーミンパパの思い出
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ムーミンパパの思い出
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商品レビュー
4
34件のお客様レビュー
あんまナリして、パパ…
あんまナリして、パパは結構ワイルドな冒険家です。いちいち台詞が哲学を気取ってて楽しい。
文庫OFF
昔、全部読もうと思って、シリーズ自体は揃えていたのだが、長らく開かれることもなく本棚の中で眠らされていた。しかし、うちの兄が、ムーミンシリーズの中で最も好きなタイトルが、これだというので、母も読んでみようかと言い出したのをきっかけに、家族がみんな読むなら、自分も読もうかと思い引っ...
昔、全部読もうと思って、シリーズ自体は揃えていたのだが、長らく開かれることもなく本棚の中で眠らされていた。しかし、うちの兄が、ムーミンシリーズの中で最も好きなタイトルが、これだというので、母も読んでみようかと言い出したのをきっかけに、家族がみんな読むなら、自分も読もうかと思い引っ張りだしてきた。 兄は、この話について、ムーミンパパの自伝を書くことに対する意気込みが好きなようである。たしかに、冒頭のムーミンパパの書きぶりは、尊大とすら思えるほどに、構想が壮大で、自信たっぷりである。 わたしーームーミンパパーーは、今夜は、窓ぎわにこしかけて、まっくらな庭の黒ビロードに、ほたるが、神秘的なもようをししゅうしていくのを、じっとながめています。みじかかったけれども、幸福だったわたしの一生……その絵巻物を、わたしはいま、えがこうとしているのです。(p14) 風邪をひいてしまったことをきっかけに、ムーミンママにの勧めで書きはじめることにした「思い出の記」の書き出しは、こうして始まる。自分の自伝を書こうというときに、「その絵巻物を、わたしはいま、えがこうとしているのです」と書き出すところに、ムーミンパパのこの「思い出の記」に対する意気込みが、どんと表れているように見える。 この家族の父であり、またこの家の持ち主であるわたしの一生は、あらしつづきでした。わたしはわたしの青春時代を、かなしい気持ちで、ふりかえっています。それをいま書きつづるところなのです。この思い出の記を書くペンは、わたしの前足の中で、まだまよってふるえています。(p14) 続く文章では、「この家族の父」であること、また、「この家の持ち主」であることが強調して書かれて、自分の一生が「あらしつづき」だったと振り返る。この自分のアイデンティティに対する、無用に重い責任感の垣間見えるところが、何とも勇ましい。 加えて、同じページに載せられた、思い出の記を書いているムーミンパパの挿絵とのギャップが凄まじい。絵を引用することはできないけれども、続きを考えているのか、のほほんと上の方を見上げる姿は、文章の中で描かれる「まだまよってふるえて」いる姿とは、到底結びつかないくらいに落ち着いている。とてもではないが、そんな壮大な物語を書こうとしている様子には見えないのである。 そして、この「思い出の記」を書く動機について、このように語るのである。 わたしは、じぶんの世代と、つぎの世代の人たちにむかって、冒険だらけだったけれど、すばらしかったわたしたちの青春時代のお話を、どうしても書かなければならないと思うのです。そしてわたしは、これを読んだたくさんの人たちは、このお話について考えたあげく、鼻をもたげて、こんなことをいうだろうと思いますよ。 「まあ、ムーミンってそんな子?」とか、「それが生きるということだ」(わたしがまじめな考えかたをしているのに、われながらまったくおどろきます。)(p16) ムーミンパパは、自分がこれから書く自伝を、後世に伝える必要性を切に感じている。自分が書き上げるものは、「それが生きるということだ」と、読者に言わしめるほどに、生きることの意味を考えさせるものであることを確信しているのである。 この書くことに対する自信。伝えようとするメッセージに対する切実さは、そう易々と真似のできるものではない。この自尊心の高さは、ここまでくると本当にかっこいい。自分も、これくらいの誇り高い気持ちを持って、文章を書かなくてはならないと、背筋が伸びる思いである。 正直に言って、この冒頭4ページくらいが、この小説のクライマックスだった感は否めない。ムーミンパパが言うほどには、ムーミンパパの人生の物語は、「それが生きていることだ」と思わしめるほどの哲学に富んだ物語ではないように思う。 けれども、ムーミンパパがこのように文章を書き出し、読み聞かせを聞いた子どもたちが興味なさげな反応であることに怒りを見せるところを読むにつけ、書き手の意識とは、こうありたいものだなと感じてくるのは、自分だけだろうか。人に何かを読ませることは、これくらいの尊大さがないと、面白くないような気がしてくる。 すごいものを書いてやるぞという気概。それをひしひしと感じる文体にこそ、この物語の真骨頂がある。ムーミンパパの滑稽にすら映る自尊心を楽しんでほしい物語だった。
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ムーミンシリーズで一番面白かった。 ムーミンママとの出会いに、ちょっとびっくりした。 そしてスナフキンのパパとママの登場に以外というか、設定が・・・
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