小説 夕凪の街桜の国

国井桂【著・脚本】, こうの史代【原作】, 佐々部清【脚本】

• 販売会社／発売会社: 双葉社/双葉社
• 発売年月日: 2007/07/20
• JAN: 9784575235821

商品レビュー

2017/04/13

かなり短い話だけれど、日本人ならば容易に想像できる背景があるので、胸に迫るものがある。原作漫画は以前読んだ気がするけど、忘れているのでもう一度読もうと思う。
あと、初版だったからだろうけど、致命的な名前の誤植があって混乱しました。

2011/05/04

広島の原爆を扱った作品です。映画を見てよかったので原作の漫画を読み、ラジオドラマを聴き、そして小説版を手にしました。すべて良かったです。どれでも良いので手にしてみて下さい。

2009/05/21

先輩に教えてもらった作品。
教えてくださり、本当にありがとうございます！
この作品に出会えてよかったです。

原爆被爆者２世代を描いた作品。
もとは漫画で映画にもなったみたいです。
知らずに小説から手に取ってみました。
原作も読んでみたいです。

原爆…ヒロシマを描いたもののわりにグロくはないです。
暖かいタッチで書かれているからなのかな…？
ただひしひしと戦争、核兵器の残酷さが伝わってきます。
読んでいる時は鳥肌が止まりませんでした。
電車の中で思わず泣きそうになりました。
皆実が死ぬところは本当に辛いです。

日本人として絶対に読むべきだと思う作品。
私も本当だったら絶対に手に取らない作品だと思います。
でもグロいとか酷いとか…そんなことを言っていたらダメだと思う。
日本人としてこの出来事をちゃんと受け止めて欲しいです。
『はだしのゲン』が少し苦手だと思う方もこれだったら読めると思います。
小学校や中学校の授業で是非取り扱って欲しいな〜。

広島に行きたいと思いました。
現地に行って何かかを感じたいと思いました。
戦争を知らない私達だからこそ、読むべき作品だと思います。

――なあ、嬉しい？十三年経ったけど、原爆を落とした人は、私を見て「やった！またひとり殺せた」ってちゃんと思うてくれとる？