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日中戦争下の日本 講談社選書メチエ392
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日中戦争下の日本 講談社選書メチエ392

井上寿一【著】

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日中戦争下の日本 講談社選書メチエ392

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2007/07/10
JAN 9784062583923

日中戦争下の日本

¥990

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2025/04/03

「日中戦争下の日本」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51292937.html

Posted by ブクログ

2020/02/25

日中戦争の進みゆきを、日本人はどのように受け止めていたのかということを明らかにしています。 著者はまず、戦争の前線に立たされた兵隊たちが、銃後から贈られてくる慰問袋にどのような思いをいだいていたのかという、ややポスト・コロニアル的な視角からの考察を展開しています。そのうえで、彼...

日中戦争の進みゆきを、日本人はどのように受け止めていたのかということを明らかにしています。 著者はまず、戦争の前線に立たされた兵隊たちが、銃後から贈られてくる慰問袋にどのような思いをいだいていたのかという、ややポスト・コロニアル的な視角からの考察を展開しています。そのうえで、彼らのとらえた中国の実情についての認識と、日中戦争が確たる理念のないままに進展していった現実を対比しつつ、こんにちにまでつづく日中戦争の見方の複雑さのなかに分け入っていきます。 つづいて著者は、当時の日本の政治状況に目を移し、「自由主義」および「国際協調」という立場から、「全体主義」および「地域主義」という立場へと日本の社会システムが転換されていったと論じています。こうした動きが大政翼賛会へとつながり、日中戦争の泥沼化をますます深刻なものにしていった経過がたどられています。 また本書では、火野葦平や山田風太郎、小林秀雄といった作家たちや、矢部貞治や蝋山正道、京都学派の哲学者たちなどの研究者が、それぞれの思想的な立場から日中戦争をどのように見ていたのかという問題にも触れており、多面的な見方を示している点も印象にのこっています。

Posted by ブクログ

2017/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2007年刊。本書が日中戦争当時の一面を描いたものであることは否定しない。特に、30年代後半の各政党・議員の合従連衡、社会大衆党の意義、この時期の農民・労働者・女性の地位向上については説得力を持つ。ただ、本書にある大衆意識の前提として、当時、発禁処分となった情報、思想、検閲の実態について説明がないと、大衆意識が持つ意味、評価、限界を知りえない。この意識を検閲や発禁処分等、為政者が、ある方向に誘導したか否か、あるいはその範囲を検討しなければ、大衆意識が現実政治に及ぼした影響・功罪を論じられないはず。 残念ながら、著者の書籍にはこの視点が欠落している感が否めない。また、戦場下の中国国民の困窮・差別を実地に見聞した現場日本兵に、彼らに対する惻隠の情が事実として存在していたとしても、結局は、この心情と政策上の理念とが乖離し、中国人も日本兵を解放軍等とは認識しなかったとなれば、先の兵士の感情は何ら政治的力がなかったこと、あるいは多数派とは到底いえなかったことを雄弁に語っているのではないか。そういう印象を持ってしまう。

Posted by ブクログ

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