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「学び」を変える教材づくりへの挑戦 教師修業双書3
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 明治図書出版/明治図書出版 |
発売年月日 | 2007/07/01 |
JAN | 9784182401190 |
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「学び」を変える教材づくりへの挑戦
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「学び」を変える教材づくりへの挑戦
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有田学を語る上で外せない「教材づくり」に関する本である。「黒酢」「焼酎『北緯40度』」「防風林」など、2007年度の講座で伺ったことのある教材が文章化されている。東北福祉大に赴任されても常に教材づくりに「挑戦」されている有田先生の姿から、私たちが学ぶところは非常に大きい。また、...
有田学を語る上で外せない「教材づくり」に関する本である。「黒酢」「焼酎『北緯40度』」「防風林」など、2007年度の講座で伺ったことのある教材が文章化されている。東北福祉大に赴任されても常に教材づくりに「挑戦」されている有田先生の姿から、私たちが学ぶところは非常に大きい。また、本書には「赤福」の教材開発についても記されている。有田先生のネタの中で特にこの「赤福」と「守口大根」「いちじく」は、東海地方の特産物を扱ったネタである。「赤福」を駅で見るたびに有田先生の追究の話を思い出す。 ① 指導案に必要な4つの観点 それは【「こんな子どもだから」「こんな教材を使って」「こんな指導をして」「こんな力をつけたい」】。この4つが、自分の書いた指導案では明確になっているのかを確認していく。また、他の指導案を読むときも、この4つが鮮明になっているかを学びの視点としていくことができる。この4つがないものは、指導案とは呼べない。指導案が書けていないということは、指導者の頭の中が、鮮明になっていない証でもある。そのため授業も、子どもを伸ばすことから距離のあるものになってしまうだろう。 ② 授業はスイカだ 有田語録のひとつに入る言葉である。「これだけは何としても教えたい」という、その単元で一番面白い、一番おいしいといころから提示することである。これが子どもたちの学習意欲に火をつける=追究の鬼への第一歩になる。そのためには、どんなスイカ(教材)をもっていくかが重要になる。有田先生は「教師が事前に食べてみて決めるべき」と言う。教師自身が面白いと思えるか、教材に魅力を感じているかどうかが大切である。 ③ 力をつける授業をするには、1・2・3 ❶「これだけは教えたい」ものをつかむ ❷教えたいことは、教えてはならない ❸教えたいことを「学びたい・追究したいもの」に転化させる……有田学の要となる理論である。そして「転化」するために必要なものが教育技術であり、5つの技術+人間性の解説へと続いていく。何度も出てくる、何度も学ぶ……これこそが授業づくりの基礎・基本である。そして基礎・基本は「身につきにくい」だから何度も学び実践する必要があるのだ。 ④社会科の「かけ算九九」とは 有田先生は「県名と県庁所在地」であると言う。これを知らないと特に高学年以降の社会科の学習は難しいし、社会が見えない。この指導の導入として新潟県の白磁図を使うことは有田実践の定番教材となっている。社会科教師としては心しておくべき「かけ算九九」である。 「タラントの教え」や「カマスの水槽」の話など、企業などの人材育成の現場で出てきそうな話も、有田本から学ぶことができる。有田先生から「教養」もユーモアを交えて教えていただいている。
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