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三十六歌仙 京の歌枕
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三十六歌仙 京の歌枕

樋口茂子【著】

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三十六歌仙 京の歌枕

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光村推古書院/光村推古書院
発売年月日 2007/07/12
JAN 9784838103829

三十六歌仙

¥1,155

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2019/12/31

三十六歌仙の人物・歌について簡潔ながらまとめられている。各歌人にゆかりの地の写真が載っているのがまた素晴らしい。 資料の有無の関係で歌人によって解説の長短がある。それとは別に著者の好みもあるような……そんな感じもしましたが大変面白かったです。 ・大学の口頭試験で「僧正遍昭の歌...

三十六歌仙の人物・歌について簡潔ながらまとめられている。各歌人にゆかりの地の写真が載っているのがまた素晴らしい。 資料の有無の関係で歌人によって解説の長短がある。それとは別に著者の好みもあるような……そんな感じもしましたが大変面白かったです。 ・大学の口頭試験で「僧正遍昭の歌が好きだ」と言ったこともあって、思い入れのある歌人。 ただ、所縁の寺・元慶寺は知らなかった。 あと、清少納言と定子を結んだ歌といってもいいだろう「くちなしの花」の和歌を詠んだ素性法師……僧正遍昭の子だとは…。これも知らなかった! ・百人一首の「ちはやふる」で有名な業平は、斎宮との切ない恋が俄然好き。 と言っても、やり取りの中で出てくる和歌は業平のものより、斎宮のものが心に来るなぁ。同性だからかな? 「君やこし我や行きけむおもほえず 夢か現かねてかさめてか」 以前より心に響くのは、歳をとったからか?(大人になったんだと思おうか……) ・「近年は錯綜する車に妨げられ、人の歩けるような道ではない。愛別離苦の逢坂山は、排気ガスにすっかり汚れ、あでやかに秋を装うこともなく、むなしく冬への枯れを急いでる。」p121 確かに歩けなかった。歩いてみたかった、涙が出ますて……。 ・「身寄りを失った姫宮は藤原道兼に引き取られ、道兼の二条邸で育てられた。姫宮のもとにかようようになった公任は、自邸・四条宮に姫君を北の方として迎え、大切にもてなしている。『源氏物語』の紫の上を思わせる身の上である。あるいは、『源氏物語』の作成に公任もかかわっていたのではなかろうか」p228 公任が『源氏物語』の作成に関わっていたのは賛成しかねるけど、公任と紫式部の関係性から、公任が紫式部に影響を与えただろうことは想像できるかな。 改めて、平安朝は素晴らしいなと叫びたくなりました。

Posted by ブクログ

2012/04/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

写真と歌と解説からなる。 百人一首のように歌人の絵があるのもよい。 半数くらいの歌人しか知らなかったので、よい勉強になった。

Posted by ブクログ

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