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最後のテロリスト(3) 鳴動 シャレード文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 二見書房/二見書房 |
発売年月日 | 2007/07/25 |
JAN | 9784576071039 |
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最後のテロリスト(3)
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いやぁ、かなり読み応えあった。自分の意志とは裏腹にヤクザ・警察・チャイニーズマフィアにつけ狙われてしまう故買屋セキ。次から次へとトラブルに巻き込まれ、窮地に追い込まれていく様を加速度的なスリルで・・・もう最後まで一気読みですよ。これはBLの枠を超えて、普通に小説としておもしろいよ。でも、これは男同士の刹那的な愛だから、BLじゃないとダメだけど。唯一自分を本当の名前で呼ぶ男、唯一自分を狂わせる男、蓮との関係の痛いほどの切なさ。このお話はいわゆるHappy Endingとは言えないのかもしれない。今まで心が許さなかった自分たちの関係を、『全部捨てろよ。俺と一緒に行こう。お前が本当に欲しいものは俺だけのはずだ』ってセキが泣きながら懇願するところは胸が痛かった。でもお互いの立場がそれを許さないんだよな。とにかく切ない!!『すべてが終わったら、俺のところに来い』とセキは蓮を待つことを選択する。時がきたら、必ず再会できる。そういう運命がふたりの間にはあると信じられたっていうラストはすごくふさわしいと思う。甘み成分はゼロだけど。すごく余韻のある、男らしい、いい終わり。でもでも、結局何も解決しなかったんだよ。威士と蓮は興津のトップを取れたのか、劉に復讐は果たせたのか、セキと蓮は再会できたのか。わからないまま・・・。ものすごーく、モヤってする。しかも最後の麻生からのメールには何が書いてあったんでしょう。。。ちゃんと教えてほしい。気になる。すごく気になり過ぎる。続きは書いてくれないのかな・・・
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『最後のテロリスト1~胎動~』 『最後のテロリスト2~鼓動~』 ⇒『最後のテロリスト3~鳴動~』
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あらすじ:蓮が姿を消して五年。セキは仕事を続けていたが、興津組の内部抗争に深く関わっている上、日本への勢力拡大を目論むチャイニーズマフィア・劉につけ狙われることに。自分はただの故買屋だ。大きくなんてなりたくない―そんなセキの思いとは裏腹にあらゆる人間が彼のもとに集まってくる。すべ...
あらすじ:蓮が姿を消して五年。セキは仕事を続けていたが、興津組の内部抗争に深く関わっている上、日本への勢力拡大を目論むチャイニーズマフィア・劉につけ狙われることに。自分はただの故買屋だ。大きくなんてなりたくない―そんなセキの思いとは裏腹にあらゆる人間が彼のもとに集まってくる。すべてが潮時と感じ、日本を出ようと思い始めたセキの前に、自分を翻弄した唯一の男、蓮が現れる。理屈も立場も飛び越え、言葉を失わせ、ただ互いの熱を求め合う邂逅。しかし―。シリーズ完結巻。 蓮が旅立ち、音信が途絶えて五年後。セキは故買屋を続けていたが、興津組の内部抗争の余波でチャイニーズマフィア・劉につけ狙われることに。氷川殺害の黒幕とされる劉は、蓮の仇でもあった。自分を翻弄させた唯一の男・蓮との再会にセキの心は揺れて――。
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